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本まっち柏から生まれたブックカバー!

2014.01.06 (月)

新年あけましておめでとうございます。
今年も,地域に根づいた本屋になるべく,
いろいろと楽しいこと,企画していきたいと思っています。

一昨年からはじまった柏の本のイベント「本まっち柏」も,
今年ますます充実させていきたいと思っていますが,
去年の秋に「本まっち柏」企画で行われた
ブックカバーコンテストの結果も決定!

当日,98名のお客さんの投票により,入賞2賞と,
それぞれの作品の賞が決まりました。

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第一位は,こちら。澤田わかなさんの作品。

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シンプルでかっこよく,さらにうらもきれいです。

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第二位は,こちら。山田飛鳥さんの作品。
めちゃくちゃ手がこんでいます。

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こちらの入賞作品は,ハックルベリーブックスにて,
限定,販売開始しました!!

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まさに本好きの,本好きによる,本好きのためのブックカバー!
こんなコラボができるのも,町の本屋ならではと,
とってもうれしく思っています。

今年の「本まっち柏」,春は5/18です。
今年こそ,あなたも,本屋さんデビューしてみませんか?
もちろん,ブックカバーコンテストも第2回を開催予定です。
お楽しみに!!

おすすめいろいろ♪

2013.12.09 (月)

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今年も、山形の工房で、ユニークなサンタたちを作っている
ユーノスケーキさんのサンタの小物、ピンバッチなどが届きました。
ちいさなちいさなサンタたちの、不思議なオーラがあります。
世界にひとつだけ。

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飛び出す絵本で、今、いちばんのおすすめはこちら。
『SNOW FLAKES 雪の結晶』
どのページも飾っておきたいような美しさ。
しかも、ページの中には、さらに開いて飛び出す所があって、
雪の結晶を発見したベントレーについての説明もついてます。

「ひとつひとつが、特別なひとひら
 ほら わたしたちと同じように」

言葉もしみ入ります。

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絵本の雑誌『MOE』最新号も入荷。
毎年恒例のムーミン特集で,ムーミンダイアリーもついてます。

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そして、年末年始、みんなで集まったら、
子どもも大人もいっしょに楽しみたい
「すごろく」「かるた」「トランプ」…。
遊んで,絵本に出会うきっかけにもなります。

いずれもなくなりしだい終了です。
お早めに~♪

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年末は,27(金)・28(土)はいったん休業とさせていただき,
12/29(日)・30(月)、1/4(土)・5(日)・6(月)は、
開店します。

上橋菜穂子さん講演会@柏

2013.11.27 (水)

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「守り人」シリーズや「獣の奏者」シリーズで知られる
ファンタジー作家,上橋菜穂子さんの講演会が,
25日(月)に,柏で開催されました。
私もときどきおじゃましている母親読書センターの主催で,
店から5分くらいのホール,アミュゼ柏での講演会です。

もちろん,私も上橋さんの作品は大好きで,
及ばずながら,評論や大学での授業などでもとりあげて,
読むたびに,深く感動し,また,楽しんでいます。

しかも,上橋さんは,となり町我孫子に住んでいらっしゃる
地元の大学の先生です。
ですが,人気作家でもあり,講演にお仕事に執筆にとお忙しく,
店をはじめてからも,なかなかお会いすることは叶いませんでした。
そんな中,今回は,サイン会のための本の販売もさせていただき,
もちろん,講演も聞くことができ,
ほんとうにうれしい一日となりました。

講演は「物語の魅力 -歩いてきた道 そして今ー」ということで,
上橋さんが子どもの頃から出会ってきた物語たち,
そしてまた,書きはじめた頃のことなど。
基本的には,最新の『物語ること 生きること』(講談社)にも
まとめられているさまざまなエピソードを中心にお話くださいました。
しかし,中心的なお話の周辺にちりばめられたいろいろな小話(?)が,
じつはとっても面白く,また,しみじみとする部分もあり,魅力的なのです。
が,それは「ここだけのひみつ」にしてくださいとのことですので(笑),
講演会に参加できたものだけの幸運としておきたいと思います。

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ようやく,ハックルベリーブックスにも,
上橋さんからのサインをいただきました。

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こちら,新刊の『獣の奏者 外伝』の文庫をはじめ,
サイン本もいくつかいただきましたので,
店の方にも並べたいと思っています。

なんにせよ,講演会場まで,車で10分くらいで来てしまった…
というくらいだそうで,ほんとうにお近くにいらっしゃる作家さんなのです。
いろいろな作品のあとがきにはいつも
「我孫子にて」との言葉もあるくらいです。
これからも,ご近所の本屋ということで,
ふらっと訪ねていただけたらいいなあと夢見ております。

★★★

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さて,現在ハックルベリーブックスでは,
「NICOTTO 手作りの冬支度」
展示&販売イベントも開催中。
28日(木)3時までです。

ぜひ遊びにいらしてください。

クリスマス☆フェア

2013.11.11 (月)

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だんだん寒くなってくると,
いよいよ今年もクリスマス☆という気分になってきます。
きらきらと美しく,たのしいクリスマス。
この季節を,だれもが幸せに迎えられたら…という願いをこめて,
今年もクリスマス☆フェアをはじめます。

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クリスマスの本はたくさんありますが,
その中から,ほんとうにいいなあと思うおすすめの本,
また広く人気の本を選びました。
絵もお話も美しい絵本たち。

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また,クリスマスを描いた,この季節に味わいたい名作。

「季節」を感じるよすがになるというのも,
「本」のひとつの効用だと思います。
毎年,この時期になると読み継がれる本を,ぜひどうぞ。

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クリスマスオーナメントや,オルゴール,ライトなど,
厳選の雑貨もご用意しました。
かわいいけど,どれもプチプライスです。

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新しいラッピングペーパーも準備OK。
クリスマスラッピングもおまかせください♪

12/12(木)には,恒例の
フルートと絵本のちいさなクリスマスコンサートも開催します。
赤ちゃんから大人まで,どなたでもどうぞ。
14:00/16:00
学校が終わってからでも大丈夫です。
気軽にほんものの演奏を楽しんでいただきたいと思っています。
(ご予約受付中)

名作はやはり名作! 「ニルスのふしぎな旅」

2013.09.19 (木)

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現在,原画展開催中の「ニルスが出会った物語」は,
もともとこちらの長ーい物語『ニルスのふしぎな旅』の中から,
6つのお話を選んで,絵物語にしたものです。

もともとの『ニルスのふしぎな旅』は,
今から100年くらい前の1906年にスウェーデンで書かれた
まさに古典的名作のひとつ。
私も,前に,読んだことはありましたが,
このたび,もういちど菱木さんの訳で全部を読み返して,
あらためてびっくり!
まさに,「今」に通じるテーマが,たくさんたくさん
見つかるのです。「ニルス」おそるべし。

ちょうど100年前のスウェーデンは,国が発展していく時代。
スウェーデンの子どもたちに,
国の地理を学べる物語をと頼まれて,
ラ―ゲルレ―ヴはこの作品を書きました。
小人にされてしまったニルスは,
がちょうのモルテンの背中にのって,
ガンの群れとともに,スウェーデンじゅうを旅してまわります。
そのニルスの物語と、各地に伝わるいろいろな伝承,
また,鳥や動物たちの生活,人間たちの営み,
それらが,ところどころで交差しながら,
実に重層的な世界が語られているのです。

これはもう,ニルスの冒険なんていう単純なものではありません。
自然のすばらしさと産業の必要性,
動物たちのいのちと人間の生活,
簡単に折り合えない複雑な関係を,
わたしたちはどう考えていくのか…。
そのことを,100年も前に,
しかも,近代化の輝き真っ只中の中で,
作者は,考えながら,迷いながら,
子どもたちに問いかけながら,
この長い物語を書いていったのだと思います。

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たとえば,「ニルスが出会った物語」の中の『クマと製鉄所』では
自然の中のクマたちのくらしと,
製鉄業のすばらしさと,その両方が並べられて,
単純に答は出されていません。

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こちらの『ワシのゴルゴ』は,
ニルスが「アッカ母さん」とよぶガンのリーダーが
(そう,アッカはかっこいいおばさん鳥です)
ワシのひなゴルゴを育てる話。
やがてそれぞれの生き方を貫き,
アッカとゴルゴは決別していきます。
この適度な距離感…。
(『ニルスのふしぎな旅』では,
ゴルゴとアッカのその後も書かれています)

ともかく,さまざまなエピソードの中に,
自然と人間,他者とのかかわりなど,さまざまなテーマが,
豊かに,緻密に,織り込まれているのです。

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この夏休みは,今から130年くらい前に描かれた
マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を
ミシシッピの旅の中で読み返しました。

そして,今,『ニルス』を
スウェーデンの風景を描いた美しい原画の中で読み返し,
つくづく,古典的名作はやはり名作なのだと感じています。
それは,その時代の価値観や流行りすたりだけに流されず,
高い視線と低い視線とを合わせ持ち,
過去と未来と両方を見すえる問いがちゃんとあるということです。

この原画展が,
そういう名作を読み直すきっかけになればいいなあと,
あらためて思いました。

原画展も,5日目。
平日は,本を読みながら,ゆっくりごらんになれます。
ぜひ,どうぞ。

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