5月になりました。
店の1階では、「宮沢賢治の絵本シリーズ」フェアを始めました。
このシリーズは、ミキハウスさんにより,
1987年からすでに30年にわたり刊行されている
絵本シリーズ。
宮沢賢治作品の世界を、現在活躍中のいろいろな絵本作家さんたちが、
それぞれの感性で味わい、絵をつけています。
1冊めはスズキコージさんの『注文の多い料理店』。
それ以後、黒井健・田島征三・あべ弘士・荒井良二・ささめやゆき・
片山健・飯野和好・出久根育…
などなど、そうそうたる絵本作家さんが続きます。
最近では、竹内通雅・田中清代・ミコロマチコ・やぎたみこ…
などなど、新しい作家さんもどんどん加わり、
現在32冊,刊行されています。
ミキハウスさんでは,50冊をめざしているとか。
私も、前から気になっていたシリーズではありましたが、
このたび、ミキハウスさんのご協力で、
今回のフェアでは、既刊の32冊すべてを並べました!
あの画家さんにこの賢治作品か…と、
その組み合わせに思わず納得してしまいます。
また、このシリーズの最新刊の
陣崎草子さんが絵をつけた『おきなぐさ』の
絵本原画展を、6/21(日)~7/4(土)開催いたします!
陣崎さんとは、他の研究会などで、いろいろとつながりがあり、
この賢治絵本を作るために、現地を旅したり、
「おきなぐさ」を育てたり…といろいろなお話を聞いていましたので、
できあがった絵本が、とてもすてきでうれしくなりました。
陣崎さんも、この絵本については、
いろいろとお話したいことがある! とのことで、
7/4には、Zoomオンラインでギャラリートークをする予定です。
詳細決まりましたら、6月からメールにてお申し込みを受け付けますので、
こちらもどうぞお楽しみに。
緊急事態宣言は、延長になってしまいましたが、
こういうときだからこそ、新たにいろいろなことに
チャレンジしていきたいと思います。
ユニークな絵本シリーズを、ぜひ手にとっていただけたらと思います。