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「絵本」について書きました。

2015.05.11 (月)

このところ,「絵本」について,
いろいろ書いたり,語ったりする機会が増えています。

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先日は,私も編集委員をしている雑誌『日本児童文学』5-6月号に,
絵本の2014年をふりかえる記事を書かせていただきました。
そのために,一年分の絵本,○百冊は読んだと思います。

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『日本児童文学』の5-6月号は,毎年,「子どもの文学この一年」という
年度回顧の特集で,今年の総論は広瀬恒子さん。
他に,低中学年もの,高学年もの,ノンフィクション,翻訳,詩,…など,
いろいろなジャンルにわたってまとめられていますので,必読の一冊です。
「絵本」についても,一生懸命読んで,書きました。
ハックルベリーブックスにも入荷していますので,ぜひどうぞ。

他にも,鈴木出版主催の「絵本の学校」で,
来週20日に,「絵本のたのしみ 物語のたのしみ」と題して,
お話させていただきます。
先日,お客様で,この「絵本の学校」に行くと言ってくださった方もいて,
ちょっと緊張しますが,話すこと,いろいろ考えています。
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/p06/p06_02.html
(こちらは,定員いっぱいとのこと)

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また,5/31には,「絵本学会」のラウンドテーブルで,
「子どもの本屋の現場から」ということで,
トムズボックスの土井章史さん,
メルヘンハウスの三輪丈太郎さん,といった,
伝統ある子どもの本屋のみなさまと,
ハックルベリーブックスの奥山として,
いっしょにお話させていただきます。
http://www.u-gakugei.ac.jp/~ehon/cn9/news2014_02.html

もともと,絵本よりは,読み物の児童文学が専門だった私ですが,
店をはじめてから,絵本についても,ずいぶん考えるようになりました。
こういう機会があるごとに,
絵本や児童文学についての自分の考え方,
また,ハックルベリーブックスという店の意味など,
あらためて見つめ,思いを深めています。

母の日・父の日のプレゼントに…

2015.05.07 (木)

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5月・6月は,母の日や父の日があります。
きのうも,「母が絵本がすきなので…」と,
母の日のプレゼントに絵本を買っていったくださった
若い方がいました。

あんまり,大きな絵本は選ぶのがむずかしい…という方も,
ハックルベリーブックスでは,かわいい小さな絵本もあります。

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本と,小さな豆皿を組み合わせて,
さりげないプレゼントはいかがでしょうか。

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こちらの豆皿は,天草の窯で作られた一点もの。
チョコレート1つぶ,おつまみ1つまみ,のせるだけでも,
なんだか素敵に見えてしまうオーラがあります。

「本と器」…。
どちらも,大切な時間をのせているもの。
特別な時間をつくってくれるもの。
すてきな組み合わせだと思うのです。

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新緑のまぶしい季節になりましたので,
「森と鳥の本」フェアもはじめました。
柏の鳥博士柴田さんの『世界のフクロウがわかる本』はじめ,
すてきな鳥の本,そして,動物たちの住む森の本を
いろいろ集めています。

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また,楽しい食の本もいろいろあります。
6月は食育月間。
かわいい野菜の赤ちゃんの本「ひろかわさえこ絵本原画展」や
夏に向けての「甘酒講座」など,
イベントもいろいろ予定しています♪

書店をめぐるテレビドラマ

2015.05.06 (水)

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きのう,テレビドラマの「戦う! 書店ガール」を見ていたら,
書店が地元の商店街のために企画したコミックのイベントで,
出版社が直接販売をして,書店が本を売れない…
という場面がありました。
もし,こういう出版社が,ほんとうにあるとしたら,
本の流通を自ら壊しているということになります。
書店とは何なのか?
ドラマにはそういう問題提起もこめられているのか?
最終的には,のちのちの商店街とのつながりのために,
イベントはがんばってやりましょう…という
美しい話になっていましたが。

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でも,本屋さんの話だけに,いろんな本が出てくるのはおもしろいです。
先日は,「育メンフェア」の1冊として,
長野ヒデ子さんの
『おとうさんがおとうさんになった日』(童心社)が出てきて,
「おっ!」と思いました。

翻訳家・原田勝さんにお会いして…

2015.04.17 (金)

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先日,本まっち柏でいっしょにスタッフをやっている
翻訳家のHさんのご紹介で,
原田勝さんとお会いする機会がありました。

原田さんといえば,児童文学の世界では,
ウェスト―ル作『弟の戦争』(徳間書店)の訳者として,
よく知られています。

『弟の戦争』は,イギリスのひとりの少年が,
遠く離れたイラク戦争の中の少年兵と,
心が感応してしまう物語。
戦争の残酷さを感受してしまう子どもの心を,
不思議な物語として伝えた作品です。
戦争児童文学として,その表現方法も斬新な作品なので,
ハックルベリーブックスでも,開店当初からおすすめの本として
紹介してきました。

その翻訳者の原田さんは,じつはかつて,
仕事でイラクに暮していたことがあったそうです。
それで,この本を見つけたとき,なんとしても自分が訳すと,
強く思ったそうです。

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また,同じウェスト―ルの作品としては,
『真夜中の電話 ウェスト―ル短編集』(徳間書店)も
昨年,訳されています。

この本は,ウェスト―ルが大好きだという,あの宮崎駿さんが,
表紙絵を描き下ろされたことでも,注目されています。
どの話も,短編ながら,やはり人間の心や,生死を見つめた,
不思議な雰囲気を持っています。

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そして,もうひとつ,最近原田さんが訳されて,
本屋としても見逃せない一冊が,
『ハーレムの闘う本屋』(ヴォーンダ・ミショー・ネルソン ・著,
R・グレゴリー・クリスティ・絵,あすなろ書房)。
ニューヨークのハーレムに,黒人に関する本を集めた本屋
「ナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア」を開いた
ルイス・ミショーの伝記なのですが,
本人だけでなく,ミショーにかかわった,いろいろな人の言葉を
重ねて,その生涯を描くという
伝記的表現としてもたいへんおもしろい本なのです。

ミショー自身が黒人なのですが,差別や貧困を嘆く前に,
まず自分たちの歴史を知ること,自分たちの誇りを知ること,
そのためには本が必要だと,40歳を過ぎて,
この本屋をたちあげるのです。
1930年代から続いたこの本屋には,
ラングストン・ヒューズ,ルイ・アームストロング,マルコムX
などなど,歴史に名だたる文化人や活動家が集ってきます。
まさに,文化の交差点としての本屋の価値が,
この本からは伝わってきます。

ともかく,原田さんの訳される本は,どれも魅力的です。
お会いして,本のことや本屋のことなど話しているだけでも,
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
そのうち,ハックルベリーブックスでも,
原田さんに来ていただいて,本のおもしろさ,翻訳という仕事のことなど,
お話していただけたらいいなあと思いました。

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さてさて,5/17(日)は,またまた「本まっち柏」を開催します。
ハックルベリーブックスも,文化の交差点になれるような
本屋になりたいと思いつつ,本まっちの準備もすすめています。

出店者も募集中!!
ふるってご参加ください。

http://blog.livedoor.jp/honkatsu500/archives/2015-04-01.html

余韻にひたりつつ…

2015.04.09 (木)

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武田美穂さんの原画展も終わってしまいましたが,
トーク&サイン会のあとで,たくさん描いてくださった
サイン本を眺めつつ,「楽しかったな―」と余韻にひたっています。

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(↑全部サイン入り。なくなりしだい終了です。)

今日は,開店した時から,店に来てくれたいたRちゃんが,
小学校の「入学式だったよー」と帰りに報告にきてくれました。
はじめて会ったときは,まだ2歳くらいだったのに…。
「いばりいぬ」とか読んでたのに…。
いつのまにかおねえさんに…。なんだか,感動してしまいます。

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新しい学校生活は,きっと不安と期待がいっぱいのはず。
「カボちゃん」シリーズは,そんな一年生にもぴったりの本。
『とことんトマトン』のサイン本を買っていってくれました。

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武田美穂さんからも,フ―ちゃんの絵が届いたりして,
さらに感激もひとしお。
しばらくは,余韻の日々が続きそうです。

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