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今週末のおたのしみ♪

2017.02.21 (火)

今週末2/26(日)・27(月)は,恒例となりました
「絵本といけばなの世界」展が開催されます。
毎月の「絵本いけばな講座」の成果となる
すてきな絵本といけばなのコラボ作品を展示します。

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(去年の作品です)

読み聞かせとアコーディオン演奏や
ベーグル・パウンドケーキの販売など,
主催の戸祭さんゆかりの,楽しいイベントもあります。

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また,おなじ2/26(日)1時~5時は,
パレット柏にて,
「春のまちカレ図書館まつり」も開催。
街のあちこちに小さな図書館を作っていこうという活動を
みなさんに知ってもらうイベントです。

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おはなし会やわらべうた,
本語りなどのイベントもあります。
本の貸し出しもいたします。

「ハックルベリーブックス文庫」からも,
厳選貸し出し本を並べます。

こちらも,ぜひ顔を出してください。

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ハックルベリーブックスでは,
ちょっと街に出てみたくなる本もいろいろ入荷。

春はもうすぐ,と感じます。

どいかやさん,トーク&サイン会♪

2017.02.06 (月)

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2/4(日)「ひまなこなべ」絵本原画展も最終日となりましたが,
どいかやさんのトーク&サイン会が開かれました。

トークイベントでは,絵本を描き始めたきっかけや,
絵本作りの修業の頃,また,
デビュー作『チップとチョコ』シリーズから,
人気作品『チリとチリリ』シリーズなどを
ふりかえりつつ,絵本を作っていく中で,
自然や動物への思い,
紙へのこだわり,
そして,先住民族などの生き方の学びの中で,
今回のアイヌの昔話『ひまなこなべ』へと至った変化を
語ってくださいました。

『ひまなこなべ』は,どいさんみずから,
読んでくださいまして,作品の世界にひたりつつ,
身の周りのものすべてに神が宿っていると考え,
めぐる命の中で,ていねいに生きたアイヌ文化についても,
あらためて共有することができたように思います。

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(どいさん紹介のアイヌの道具類)

今回の絵本を作るにあたっても,長年のアイヌ文化の勉強や,
もとになった昔話を集められた故・萱野茂さんの
ご親族の方との出会いややりとりなど,
じっくり時間をかけられたというのが,本当によくわかり,
そうした丁寧な本づくりが,
今回の素敵な絵本に結実したのだとつくづく感じました。

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トークのあとは,サイン会。
お客様おひとりおひとりと話されながら,
かわいい絵を添えたサインを描いてくださいました。

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会場には,毎月ハックルベリーブックスで開催されている
「絵本いけばな講座」の戸祭先生から,
「こなべ」に活けたすてきな花も寄せられました。

どいさんからも,「ステキなお客様に出会えて」
ほんとうにうれしかったと言っていただいた,
楽しいサイン会となりました。

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帰りには,店のドアに,
かわいいかわいい「チリとチリリ」&「ひまこな」クマの神様の
絵を描いて行ってくださいました。

原画展は終わりましたが,
オリジナルポストカードやサイン本,
また,描き下ろしの額絵(12000円~20000円)も
もう少し残っています。
春を呼ぶようなすてきな作品です。
どうぞ,見にいらしてくださいね!

「ひまなこなべ」朗読ライブ

2017.01.31 (火)

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原画展のちょうど中ごろとなりましたが,
29日,『ひまなこなべ』の朗読ライブが開催されました。

今回,朗読は,文学茶話会で知り合った白石さん。
『ひまなこなべ』と,もうひとつアイヌの昔話から
「ひとつぶのサッチポロ」を朗読してくださいました。

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音楽は,やはり文学茶話会で出会った阿部さん。
おふたりは,このライブのために,
東京のアイヌ文化交流センターまで出向いて,
いろいろ調べて,準備をしてくださいました。

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朗読だけでなく,アイヌの早口言葉を楽しんだり,
また,アイヌにゆかりの「エゾウコギ茶」と,
「北海道黒豆茶」を飲み比べたり……。
おやつは,何にしようかずーと迷っていましたが,
伝統文化っぽく,おだんごにしました。
地元の和菓子屋さんのおだんご。
みなさん,楽しんでいただけたのではないかと思います。

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この日は,なんと,どいかやさん(右奥)も参加してくださいまして,
途中で,アイヌへの関心や,絵本作りのことなど,
お話もしてくださいました。

もともと語り伝えられてきた昔話ですから,
耳で聞くと,またふしぎな展開や,言葉のリズムなど,
すいすいと楽しめます。

すてきな原画にかこまれて,ほんとうに豊かななひとときでした。

たくさんのご参加ありがとうございました。
阿部さんと白石さんも,本当にありがとうございました。

原画展は4日(土)まで。
この日は,またどいかやさんのトーク&サイン会もあります。
どうぞおみのがしなく!

「どいかや絵本原画展 アイヌのむかしばなし『ひまなこなべ』」スタート!

2017.01.23 (月)

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1/22~2/4(土)は,ハックルベリーブックスでは2回目となる
どいかやさんの絵本原画展です。
今回は,『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(あすなろ書房)の
和紙に描かれたすてきな原画を,一挙公開!

和紙は五箇山で作られている「悠久紙」という和紙で,
紙に対するどいさんのこだわりを感じます。

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今回の絵本は,萱野茂さんの「アイヌ昔話集」からのお話に,
絵をつけたもの。アイヌの暮しやアートについても,
どいさんは,いろいろ調べて,細かい所までていねいに描かれています。
アイヌの生き方や動物や自然との共存のしかたに
ほんとうに心惹かれる作品です。

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原画展に合わせて,アイヌ関係の本も集めました。
また,29日には,アイヌ昔話の朗読ライブも開催します。
なんと,どいさんも来て下さるとのこと!楽しみです。
この機会に,古来の文化を理解し,まるごと味わいたいと思います。

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また,原画展の楽しみとして,
どいかやさんの描き下ろし額絵の販売もしています。
絵本と同じ和紙に描かれたすてきな絵ばかり。

野の花とねこちゃんのシリーズ(20000円)と

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アイヌシリーズ(12000円~)と,
世界に一枚しかないどいさんの絵が,
ほんとうにうれしい特別価格です。
ぜひ,どうぞ。

最終日2/4(土)はトーク&サイン会。
トークは満席ですが,4時~のサイン会はどなたでもご参加できます。
ご来場お待ちしています。

「世界の子どもの本展」ありがとうございました!

2017.01.09 (月)

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年末から開催されていました「世界の子どもの本展」。
1/7の最終日には,翻訳家のさくまゆみこさんの講演会が開かれ,
たくさんの方が集まってくださいました。

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さくまゆみこさんと言えば,昨年からいろいろとご紹介している
『ヒットラーのむすめ』や,『シャーロットのおくりもの』
『ローワン』シリーズや『チュウチュウ通り』シリーズなど,
ハックルベリーブックスでも人気の作品をたくさん訳されています。

絵本でも,『川のうた』や『わたしには夢がある』,
『ひとつぶのおこめ』『かわいいサルマ』などなど
ほんとうに多様な作品を翻訳されています。

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今回の講演のタイトルは,「見えない世界を子どもの本で見る」。
世界には,見ようとしないと見えないものがいかに多いかということで,
そのひとつが「弱いもの」ではないかとさくまさん。

たとえば,さくまさんは,「アフリカ子どもの本プロジェクト」
http://africa-kodomo.com/
をたちあげ,アフリカに図書館を作ったり,
アフリカ関連の子ども本の紹介をしたりする活動を続けています。
この「アフリカ」という地域も,
政治的,経済的には弱い立場にあり,
その実情は,見ようとしなければ,見えないものです。

さまざまな問題を抱えるアフリカに,
お金やモノを送るだけでは,何も解決しない。
それよりも,その中のふつうの暮し,価値観,文化を
知ることの方が,大事なのではないか。

また,「子ども」という存在も,じつはなかなか見えないもの。
とくに,虐待やいじめ,紛争や貧困に置かれている子どもほど,
見えないところで苦しんでいる。

そのなかで,「子どもの本」は,
子どもに寄り添って書かれ,子どもの目でものごとを見て,
さらに,世界的な視野を持っているものも少なくないので,
見えないいろいろなことを知る「入り口」に
なりうるのではないかと,さくまさんは話されました。

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講演会では,今回の展示を主催してくださった
JBBY(日本国際児童図書評議会)の鳥塚さんからも,
本を通して,世界とつながる活動について,
ご紹介をしていただきました。
この世界的な活動が,第二次世界大戦後,加害国として混迷の
ドイツの子どもたちのために始まったと聞いて,
その歴史の深さを感じました。

会場からもたくさんの質問が出て,
母語が300以上もある国の文学や教育の在り方,
昔話の豊かさと伝えるむずかしさ,
日本の創作と翻訳のちがいなど,
充実したやりとりがなされました。

さくまさんが,翻訳する本を選ぶとき,
「子どものまわりに新しい窓が開く」
ことを第一に考えると話されたのが,とても印象的でした。
改めて,本を通して,世界がつながる道筋が見えたような
すてきな講演会でした。

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今回の展示は,2014年度の各国を代表する本の紹介でしたが,
また,2016年度の「世界の子どもの本展」も準備されているとのこと。
ハックルベリーブックスでも,これからますます,
弱いもの,子どもたち,見えない世界に目をむけて,
また,このような充実した展示会をしたいと思っています。

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