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ギャラリーおはなし会も開催♪

2016.09.24 (土)

長野ヒデ子絵本原画展も続いておりますが,
9/22(祝)3時~
原画に囲まれて,作品を楽しむ
ギャラリーおはなし会も開催されました。

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今回,絵本を読んでいただくのは,
わらべうたの木津陽子さん。
やさしく『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』を読んでくださり,
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さらに京都出身の木津さんならではの関西弁による
『ひらがなにっき』も。
やわらない方言の響きで読んでもらうと,
あらためて,その内容が,じーんと胸にひびいてきます。

この日,参加してくださった姉妹の小学生さんは,
帰ってから,一つ目の話がよかった,いや2つ目のがよかった…と,
盛り上がっていたとか。

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この日は朝から雨でしたが,
レインスティックというすてきな音の楽器を奏でつつ,
わらべうたもいくつか歌ってくださいました。

おはなし会は初めての試みですが,
参加してくだる子どもさんの年齢に合わせて,
絵本を読んだり,わらべうたで遊んだり,
木津さんがやさしく対応してくださいますよ。

「ギャラリーおはなし会」は,
9/30(金)も,3時/4時半~の2回,開催します。
ちょっとぜいたくなひとときを味わいにいらしてくださいね。
(参加無料)

いろいろなところで発信♪

2016.09.18 (日)

夏の後半から,いろいろな合評会や講演会などに呼んでいただく機会がありました。
どこへ行っても,呼んでくださる皆さんの心配りに感動します。

9/10(土)は,長い歴史のある「市川子どもの本の会」で,
「子どもの本の選び方 児童書専門店の現場から」と題して,
店に並べているいろいろな本について,
選ぶときのこだわりや視点,本の魅力などを,
たくさん本を持って行ってお話しました。

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演台には,すてきな花まで飾ってくださり,
たいへん熱心に聞いてくださいまして,持って行った本も,
会場で売ってくださいました。

市川は図書館がすばらしいことでも有名です。
一度見てみたいと思っていましたが,この日は,
子どもの本の図書館も案内していただき,
たくさんの子どもたちが集まっているのに,うれしくなりました。

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それから,9/16(金)は,児童文学評論仲間でもある
西山利佳さんが勤めている青山学院短大で,
「女性・環境・平和」というテーマの授業のゲストスピーカーとして,
「コミュニティーの発信地としての子どもの本専門店から」ということで,
本屋の仕事,地域とのつながりなどをお話しました。

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こちらでも,これまで,私がいろいろなことを学んだ本を,
たくさんご紹介。

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本屋の実情を知ってもらうため,決算書もお見せしましたら,
学生さんからの感想では,
「私のバイト代より利益が少ない…」と愕然としていましたが,
それでも,「お金に変えられない得るもの」,
「お金に代えられない生き方」,
「人と本と街のつながり」ということなどについては,
何か感じていただけたように思います。

こういう機会を与えていただくと,
ふだん何気なく読んでいる本,何気なくやっている活動について,
少し整理して考えることができます。
そして,こういうところがまだ足りないなぁ…とか,
これはムダかもしれないなぁ…とか感じたりします。
そういう意味でも,ありがたいことだと思っています。
(とはいえ,いろいろ準備して,当日まで緊張も続きますので,
まずは,終わってホッとしています。)

★★★

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さて,いよいよ,9/19(日)~,
秋の恒例「長野ヒデ子原画展」が始まります!
去年の冬から,いろいろご相談しながら,準備してきました。
イベントももりだくさんです。

あったかくて,元気の出る原画です。
じっくり読むと,言葉もすばらしい絵本です。

じつは,店長奥山は,先日ぎっくり腰になってしまったのですが,
なんとしても展示をしなくては間に合わない…と思い,
よろよろしつつ飾っているうちに,ぎっくり腰もかなり治りました。
原画には,なんともいえないパワーがある気がします。

ぜひ,足を運んでくださいね!

最近の児童文学の仕事,いろいろ。

2016.08.01 (月)

8月になりました。
大学の授業や,店のイベントなどで,
春からなんとなく慌ただしかったのですが,
ここにきて,とりくんできた児童文学関係の仕事が,
いろいろな形でまとまってきたので,
少し紹介させていただきたいと思います。

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まずは,こちらの『絵本ものがたりFIND』(朝倉書店)。
私も,
「現代児童文学作品の絵本化をめぐって
ー絵本になった「八郎」「モモちゃん」「ウーフ」たちー」という論を,
書かせていただきました。

この本は,今年の春に刊行されたのですが,
この「児童文学作品の絵本化」というテーマで
いろいろ調べていたのは去年のことです。
この論自体は,10枚くらいの小論ではありますが,
調べていく中で,私自身,「物語」と「絵本」をめぐって,
いろいろな発見がありました。
「児童文学作品の絵本化」は実際にはいろいろと複雑なケースがあるのですが,
ここで調べたことを,ときどき大学の授業や,いろいろな研究会で話すと,
たとえば,先日柏でも原画展が開催された絵本『八郎』が,
もともとは「物語」としても書かれていたことなどは,
意外に知られていないことがわかりました。
また,「くまの子ウーフ」の話を,
絵本として読んできた読者もいるらしい…とか。

私自身は,まず「児童文学」として読んできたこれらの作品が,
「絵本」になることで,魅力が増したり,逆に狭まったり……。
改めて,「絵本」には「絵本」の,
「物語」には「物語」の意義があることを考えることができた仕事でした。

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次に,私自身が何かを書いたわけではありませんが,
「編集」というかたちで関わらせていただいたシリーズが,
ようやく刊行されました。
それが,こちらの「文学のピースウォーク」シリーズ(新日本出版社)です。
このシリーズは,もう10年くらい前に出された,
「おはなしのピースウォーク」という全6巻の短編集に続く,
全6巻の長編のシリーズ。
シリーズタイトルからもわかる通り,戦争をはじめとする社会問題を,
「文学」のテーマとして表現していこうという試みで,
日本児童文学者協会の「新しい戦争児童文学」委員会が中心となって,
作品募集をしたり,合評会をしたりしながら,
本にするべく編集を重ねてきたシリーズなのです。
私も,このメンバーのひとりとして,関わらせていただきました。

この「新しい戦争児童文学」委員会をたちあげたのは,
今は亡き古田足日さん。
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その古田さんの遺志を継いで,この委員会のメンバーと,
新日本出版社とで,作り上げた6巻のラインナップは,
以下の通りです。

①『少年たちの戦場』
  那須正幹/作 はたこうしろう/絵  古処誠二/解説
②『すべては平和のために』
  濱野京子/作 白井裕子/絵 丸井春/解説
③『大久野島からのバトン』
  今関信子/作 ひろかわさえこ/絵  渡辺賢二/解説
④『金色の流れの中で』
  中村真里子/作 今日マチ子/絵 落合恵子/解説
⑤『幽霊少年シャン』
  高橋うらら/作 黒須高嶺/絵 小澤俊夫/解説
⑥『翼もつ者』
 みおちづる/作 川浦良枝/絵 私市保彦/解説

作家さんはもちろん,画家さん,解説もふくめ,
他にはないラインナップだと思います。
それぞれのくわしい内容はこちらを見ていただければと思いますが,
https://www.shinnihon-net.co.jp/child/series/s/%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF/

とにかく,このシリーズを作るために,
みんなで作品を読み合い,作者も何度も手を入れました。
「戦争」というと,いわゆる日本の被害を体験的に語るような,
そういうイメージがありますが(もちろんそれも意味はあることですが)
古田さんはじめこの委員会のメンバーは,
そうした既成のテーマ,既成の方法ではなく,
戦争や平和について,より広い視野,そして,
よりユニークな方法で,深くじっくり考えられる作品を追求しました。

また,戦争の本というと,「暗い,怖い…」という雰囲気になりがちですが,
作品の意義をより豊かに表現してくれる画家さんを,
みんなで考え,お願いしました。
たとえば,楽しい絵本で知られるはたこうしろうさん,
漫画家の今日マチ子さん…。
また,ハックルベリーブックスでも原画展をさせていただいた
赤ちゃん絵本でおなじみひろかわさえこさんのかわいいウサギの絵…。
とくに,6巻目の川浦良枝さんは,「しばわんこ」の作家さん。
川浦さんも,ハックルベリーブックスで原画展をしていただいたときに
児童文学への造詣の深さを知り,
いつか,児童文学の絵を手がけてもらいたいと思ってきました。
それが,今回,美しい羽根の絵で,実現しました。
「しばわんこ」の川浦さんの新境地だと思います。

さらに,解説も,そうそうたる方々に書いていただきました。
そして,全体の装丁は,ブックデザイナーの中嶋香織さん。
これまた,「戦争もの」のイメージを覆す,
たいへん魅力的な本に仕上げてくださっています。

いずれまた,ハックルベリーブックスでも,
何かフェアやイベントなどをしたいと思っていますが,
とにかく,このようなシリーズに関わる中で,
私自身も,たくさんのことを学びました。

世界は,なんとなく不寛容になり,
強さや冨が求められ,格差や差別も進んでいるようなこのごろ。
でも,文学者は文学者にできるかたちで,
こうして集まり,協力し,つながりの中で本を作っていることを,
知っていただきたいと思っています。

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やはり「編集」という形で関わらせていただいたのが,こちら,
雑誌『日本児童文学』2016.7-8月号です。
(表紙がなんと恐竜絵本でおなじみ黒川みつひろさんです!)
この号は,「「地域」再生と児童文学」という特集で,
この特集のきっかけは,私がここ柏で店を始めてからの経験と,
2年前の夏に訪れた水俣での見聞でした。
特集の最初に1ページほどで,特集意図など書かせていただきましたが,
全体に,たいへんおもしろい論が集まっていますので,
ぜひお読みいただければと思います。
児童文学も,「地域」作りということと,
けして無縁ではないことが,わかっていただけると思います。

そして,最後にいちばん最新の仕事が,
『子どもの本棚』2016.8月号。
この号は,「"文学"が伝えられること―物語の持つちからー」という特集ですが,
この中で,私も,
「〈重ねて行く〉苦しさと覚悟-文学で描く戦争ー」という評論を
書かせていただきました。
そんなに長い論ではありませんが,
最近読んで心ひかれた作品を中心に,
そしてまた,やはり自分の足場である柏や千葉ということも考えて,
書かせていただきました。

これらの雑誌も,ハックルベリーブックスにありますので,
ぜひ,手に取ってごらんいただければと思います。

柏の画家「滝平二郎の仕事展Ⅱ」7/25まで!

2016.07.16 (土)

現在,柏の新名所パレット柏の市民ギャラリーにて,
「滝平二郎の仕事展Ⅱ」が開催中です!

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(柏の秋山市長さん,滝平夫人…)

7/14のオープニング式典には,
なんと柏の書店ということで,呼んでいただきました。
滝平二郎さんは,長く柏にアトリエを構えてお仕事をされ,
現在は滝平二郎事務所にて,息子さんが作品を管理し,
展示会などの運営もされていますが,
その事務所が,ハックルベリーブックスの近くということもあり,
ときどき店にも訪ねてくださっています。

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今回の展示でも,教科書でおなじみの「モチモチの木」はじめ,
「八郎」など,有名な絵本作品はもちろん,

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初期の版画や,めずらしい切り絵作品の原画も展示されています。
細かい作業のあとはもちろん,
色もたいへん美しく保存されていて,感動します。

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会場のあちこちには,遊び心もいろいろ。
7/25(月)までですので,ぜひ,お見逃しなく!
パレット柏は,駅からすぐです。

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もちろん,ハックルベリーブックスでも,絵本や読み物など,
滝平作品をとりそろえておりますので,
展示会のあとは,どうぞお立ち寄りくださいね。

マーク・トウェインの夏!?

2016.07.07 (木)

本日,7/7~9月まで,
NHKカルチャーラジオ「文学の世界」にて,
石原剛さんの「マーク・トウェイン」が始まります!

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石原剛さんとは,店を開く前から,
児童文学の研究会などでお会いすることがあり,
2010年ハックルベリーブックスが開店の時の
一番最初のトークイベントでも,
マーク・トウェインについて語っていただきました。

その石原さんが,ラジオで語るというご活躍が,
なんだか店の自慢のようで,勝手にうれしいです。

そのカルチャーラジオのテキストも入荷しました。
ラジオを聞くことができないときも,このテキストがあればOK!
テキストとはいえ,たいへんわかりやすく,
トウェインやその時代について知ることのできる,
すばらしい一冊となっています。

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店長奥山は,3年前の夏に,店の名前にもさせてもらった
『ハックルベリー・フィンの冒険』の舞台を見たくて,
アメリカのミシシッピー川をめぐる旅をしました。
その旅に行く時も,みどころや行き方について,
石原さんから,とってもていねいにアドバイスをいただきました。

そして,実際に見たミシシッピー川やトウェインのふるさとの街などの様子は,
作品の理解をより深めてくれたと思っています。

その旅のスライドをお見せしながら,
マーク・トウェインや名作『ハックルベリー・フィンの冒険』について,
店長が語る「ミシシッピーナイト」も昨年に引き続き,
8/4(木)と8/11(木)の18:30~開催いたします。
作品を読んだことがない方でも,ぜんぜん構いません。
夜なので,アルコールももちこみ自由ですので,
どうぞ,お気軽にご参加ください。

木曜日は,夜8時半~石原さんのラジオ放送もある日。
夏の夜,文学に浸りに来ませんか?

お申込み,お待ちしています!

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