Calendar

<< 2021/10  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

記事一覧

4/23は「本と花の日」!

2020.03.15 (日)

クリスマス、バレンタインデー、ハロウィン…などなど,
世界的なイベントの日はいろいろありますが、
4/23が世界的な「本の日」だということは、ご存知でしょうか?

もともとこの日は、スペイン・カタルーニャ地方で,
「サン・ジョルディの日」とされ、
スペインの聖人サン・ジョルディ伝説にちなんで,
本とバラを送り合う風習があります。

また、文豪セルバンテスやシェイクスピアの命日でもあり,
そういうことから、
ユネスコで1995年「世界本の日」と定められました。

スペインの「サン・ジョルディの日」では、
カタルーニャ地方の街々で、本やバラの店が立ち並び,
大切な人へのプレゼントとして贈り合ったり、
いろいろな本屋さんで作家のトークやサイン会が行われたり、
毎年、たいへんにぎわっているとのこと。

…ということで、柏まちなかカレッジの「まちなか図書館」部門では、
ぜひ,この日を広めようと,
「本と花の日@柏」として、イベントを企画しています。

ファイル 535-1.jpg
柏3丁目界隈でも、この4/23直前の日曜日は,
「本まっち柏」が企画されていますし、
ハックルベリーブックスでは、柏ゆかりの絵本作家さん、
川浦良枝さんのサイン会を開催することにしました!

川浦良枝さんといえぱ、「しばわんこ」シリーズで人気ですが,
高校時代,柏在住で絵の勉強をされていました。
また,昨年の「ふくろう展」にも参加してくださいました。

ファイル 535-2.jpg
そして,そのサイン会に先がけまして,
「本と花の日のためのミニギャラリー」として,
バラをモチーフとした,かわいい額絵を描いてくださいました。

ハックルベリーブックスの1階にて,展示スタート!

ファイル 535-3.jpg

とはいえ、このところの新型コロナウィルス問題で、
4/19「本と花の日@柏」も、
当初、駅前ウッドデッキで開催予定でしたが、
変更を余儀なくされています。

川浦さんのサイン会は、予定通り開催したいと今は考えていますが、
今後の状況によっては,変更もあるかもしれません。

ですが、ミニ・ギャラリーは本当にかわいくて、
ていねいに描かれた動物たちや花に気持ちが優しくなります。
(しかも,格安で販売中! プレゼントにもすてきです)

「しばわんこ」とは一味違った川浦良枝ワールドです。

ファイル 535-4.jpg
また、3/22~開催の「人気のかみしばい展」では,
「世界本の日」のもとになった
スペインのサン・ジョルディ伝説を描いた
宇野和美さん&スズキコージさんの新作かみしばい
「ドラゴンのバラ」の迫力の原画も展示します。

ともかくも、4/23「本の日」をこの機会にぜひ知っていただき、
この日には、大切な人に、感謝の気持ちやこれからもよろしくの気持ちを、
本や花にのせて、贈ってみてはいかがでしょうか?

バレンタインやハロウィンもいいけど、
こういう日が日本にも根付いていくと、素敵だなあと思うのです。


ファイル 535-5.jpg
ハックルベリーブックスの2階は、
「まちなか図書館」のひとつとして
ちいさな「ハックルベリーブックス文庫」があります。
3月は、2階スペースが空いているときは開館しています。
テラスもありますので,ぜひ,あそびにいらしてください。

文学茶話会 ~ちょっぴりへんな主人公①~ 開催されました!

2020.03.09 (月)

ファイル 534-1.jpg

3/8は、「文学茶話会」が開催されました。
今回のテーマは「ちょっぴりへんな主人公たち①」として,
1月から原画展示もつづけてきたオランダの絵本『レナレナ』。

この絵本の訳者である野坂悦子さんがトークゲストです。

まず,絵本をオランダ語と日本語訳とで紹介。
オランダ語のリズミカルな響きがたのしい。

ファイル 534-2.jpg
そして,この絵本の作者ハリエットさんとの
30年前にさかのぼる出会いのエピソードや,
絵本『レナレナ』がどのように生まれたか,
その後のハリエットさんのいろいろなお仕事について,
画像を見せながら,話してくださいました。

『レナレナ』もそうですが,
既成の理論とか,メッセージ,常識,意味を
どこかでひっくり返して「異化」してみせる
ハリエットさんの独特のナンセンス性。
読んだひとが,自由に想像をふくらませたり、
お話を考えたりすることができる,そんな世界について,
理解が深まりました。

自然とともにある生活から,イメージが生まれ,
絵本が生まれ,そこからさらにアート作品や演劇などへと
つながっているという,ハリエットさんのしなやかな
生き方についても,心惹かれました。

ファイル 534-3.jpg
でもじつは,子どもっていうのは,
社会の枠に収められる前に,そういう自由なこと,
「ちょっぴりへん」なことを,だれでもやっているのではないか…。

ということで,後半は,
「あなたもレナレナしてみませんか?」と題して,
自分の子どもの頃の「へんな」行動や思い出を,
それぞれ2コマの絵とことばで描いてみました。

ファイル 534-4.jpg
今回は,なんと柏に遊びにきていたオランダのご夫婦も
参加してくださいまして,
みんなで「レナレナ体験」発表!

ファイル 534-5.jpg
ひとりひとりのお話が,どれもとってもおもしろく,
「あるある!」「そうだった!」と
お互いの共感を呼んでいました。

この日のおやつは,
千葉の「おらんだ屋」さんのミッフィーのサブレなど♪

こんな状況ですので,
手洗いや換気,マスクなどに気をつけつつも,
和やかな楽しい会となりました。

「文学茶話会」は,4/12にも
「ちょっぴりへんな主人公たち②」として,
今度は宮沢賢治作品を楽しみます。

絵本『レナレナ』の原画展示は,3/10(火)まで。
どうぞお見逃しなく♪

3月になりました 本とともに乗り切りましょう!

2020.03.01 (日)

3月。春に向かって,いろいろなことが締めくくられ,
新しい芽吹きや出会いに向かっていく,
いちばんわくわくする季節ですが,
今年は,新型コロナウィルス騒ぎで,
学校が突然休校になり,公共施設が閉鎖され(図書館も!)
いろいろなイベントが中止になっています。

ですが,こんなときこそ,「本」。
いろいろな制限があったり,不安があったりの今こそ,
じっくり本を読んで乗り切っていきたいなと思います。

ファイル 533-1.jpg
別れと出会いの季節にふさわしい,いい本もたくさんあります。

ファイル 533-2.jpg
また、ハックルベリーブックスでは,
3/22からの「人気のかみしばい展」に向けて,
「かみしばいフェア」もやっています。

あかちゃんから大人まで,いっしょに楽しめる紙芝居。
かけあいがあったり,ぬきかたで動きが出たり,
わらべうたや物語,科学的な内容や,
あいさつ,人間関係,防災など生活を知るための紙芝居もあります。

ファイル 533-3.jpg
紙芝居というと高いイメージかもしれませんが,
1400円くらいから,本屋でも買えるものなのです。

家でも,大人の方がやっているうちに,
子どもさん自身が演じるようになったり,
絵をまねして描いてみたり,自分でもかみしばいを作ったり…。
創造性がひろがるたのしい文化です。

学校にも図書館にも行かれないこんなときこそ,
お家紙芝居シアターで楽しんでみませんか?

ファイル 533-4.jpg
じつは,ハックルベリーブックスでも,2階のイベントが
どんどん中止となり,仕方ないとはいえ,ちょっとがっかりしていたのですが,
「人気のかみしばい展」に向けて,絵本&かみしばい作家さんから
展示用の色紙がとどいて,
「やっぱりしっかり展示をしよう!」と元気がでました。

スズキコージさん,和歌山静子さん,とよたかずひこさん…。
フーちゃんまで描いてくださったり…!
これから他にもいろいろ届くと思います。

かみしばい展,どうぞおたのしみに!!

ファイル 533-5.jpg
また,ハックルベリーブックスでは,
本のご注文・配送も承っています。

10000円で,店長が選んで本を送る
ブックプレゼントもやっています。
10000円ですと,6~8冊くらい送れますので,
季節ごとに送る…とか,1月ごとに送る…とか,
いろいろなご希望にも応じます。
子どもさんの年齢や好みに合わせて,
店長があるだけの知識を動員して,いい本選ばせていただいています。

卒業・入学のプレゼントにもいかがでしょうか?

お電話やメールにて受け付けます。
04-7100-8946
megumiokuyama18@gmail.com

騒然とした3月スタートとなりましたが,
本とともに乗り切りましょう♪

絵本といけばなの世界展・ぶじ開催!

2020.02.28 (金)

ファイル 532-1.jpg

今年で9回目となりました
「絵本といけばなの世界展」。
毎月,ハックルベリーブックスで開催されている
「絵本いけばな講座」の成果が,
今年もずらりと並びました。

ファイル 532-2.jpg
展示会では,それぞれが好きな絵本を選び,
花器や花材を考え,戸祭先生のアドバイスのもと,
活けていきます。
子どもから大人の方まで,
それぞれのアイディアやセンスに,いつも感服します。

ファイル 532-3.jpg

今年は,4月に開催される「本と花の日」
(サン・ジョルディの日柏版)に先がけまして
サン・ジョルディ伝説のかみしばいもテーマとなっています。

ファイル 532-4.jpg
もともとのスズキコージさんの大胆なかみしばい
「ドラゴンのバラ」の世界をもとに,表現されています。

ファイル 532-5.jpg
また,おたのしみもいろいろで,
テーマとなった作品にちなんだ
「ぱんごはん」さんのペーグル,
「くみぱうんど」さんのパウンドケーキの販売や,
恒例の高野さんのよみきかせ&岩城さんのアコーディオン演奏で,
展示されている絵本も紹介してくださいました。

店が開店した当初から続いている展示会。
最初の頃,幼稚園生や小学生だった子どもたちが,
年々おにいさん,おねえさんになっているのにも
驚かされます。

3/23-24。
コロナウィルス騒ぎが大きくなる前に,
ぶじ開催できて,ほんとうによかったなと思いました。

来年は10回目。
また,一年間,楽しみです。

恒例の決算報告! 10周年に向けて…

2020.02.16 (日)

ファイル 531-1.jpg

2月も半ば…。店も昨年の決算をもとに,確定申告します。
ということで,毎年恒例の決算報告です。

結果から申しますと,本当に,驚くくらい横ばい。
昨年とほとんど変わらぬ決算でした。

店の決算は,

売上げ-原価(仕入れ)-費用=損益

となるわけですが,ざっくりふりかえると,
年間の総売り上げは約550万。
そこから,仕入れをひくと約190万くらい残り,
そこから,いろいろな費用をひくと…
2019年度は,「-91662」円。
つまり,また赤字決算でした。

ただ,ハックルベリーブックスの場合は,
店が持ち店なので,その分の減価償却費というのが,
費用となり,それが約70万円。
その分は,テナント料のように即現金で払うわけではないので,
多少の建物のローンなどを引いて,
赤字分を引いて,40万くらいは現金として残る…ということです。
しかし,これは,いずれ店の老朽化とともに,
貯めておかなくてはならない分でもあり,
結局,今年も,店からの収入で生活するなど,
無理であった…という結果でした(泣)

その分は,店主は,大学の講師などで出稼ぎをしつつ,
生活しているというわけです。

この現状は,この10年間の決算をふりかえっても,
驚くほど,同じでした。
なかなか黒字には転じませんが
(123円の黒字だったのが10年間で1回のみ)
逆に,大赤字ということにもならないという感じです。

もちろん,本屋の仕事は,とても楽しい。
人やコミュニティとのつながり,
子どもの本についての現場の情報や知識,
単純に本に触れる楽しみなどなど,お金としては見えない
たくさんの利益,豊かさをもらっていることは確かです。
今年10月に,無事に10周年を迎えられたら,
ほんとうにありがたい,幸せなことだと思います。

それにしても…やはりもう少し繁盛店になりたいなあというのが,
決算を出してみての思いでしょうか。
自分の生活のためでもあり,また,店自体のステップアップのためにも…。

じつは昨年11月に,東京都中小企業振興公社の
「繁盛店視察プログラム」という企画で,
うちの店などにも見学に来ていただいたりしたのですが,
正直,「繁盛店ではないですよ」と何度も確認しました。
むしろ,自営業のきびしさ,リスクについても,
お話させていただく感じだったのですが,
そのときも,つくづく「繁盛店ではない」ことを痛感させらました。
けれど同時に,本屋というものが街にあってほしいと,
「みなさんに守られている店」であるとも言っていただきました。
それは,本当にそう思います。

…つまり,繁盛店になるには,
結局のところ,店を少しでも多くの方に利用していただく以外にないのでしょう。
そのために,いろいろなイベントをしたり,
注文やブックプレゼントを受けたり,
仕入れを工夫したり,
これまでの努力をさらに続けていく他はないのかなと思っています。

ファイル 531-2.jpg

私は,このような現状は,たぶん自分の店だけの話ではなく,
今,町の中で,自営業をしている人の多くが抱えている大変さだと思います。
うちの場合は,テナント料がないことがまだ救いですが,
テナント料が高すぎること,
3年契約更新ごとにまた大金を請求されること(テナント料の1~2カ月分!?),
雇用保険・最低賃金などのいろいろな制度が大企業基準で考えられていること…。
じっさい自営業はなかなか苦しい社会になっています。

町には,チェーン店のみ,
人は,大企業の下の下の下で奴隷のように働くのみ。
そういう社会は豊かではないし,つまらない。
そこをなんとか変えたいと思って,店をやっている部分もあります。
なので,赤字決算という恥ずかしながらの現状ではありますが,
毎年,報告させていただいています。

子どもの本屋は夢を売る仕事…。お金の話はしない…。
そんなことは言っていられません。

みんなが,経済って何か,豊かな社会って何かを考えられる,
そういうきっかけをもたらす店でもありたいと思っています。
だって、多くの紛争も病も、じつは経済の問題だったりするのですから…。

というわけで,
「繁盛店」に向けて,10周年に向けて,
豊かで平和な社会に向けて、
また次の決算まで,
がんばっていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

付記
こちらの決算報告を,ツイッターに投稿しましたところ,
リツイート300ほど,いいねが700以上という,
かつてない反響があり,自分でもびっくりです。
このような現状に,多くの方が,驚き,共感,怒り…
さまざまなことを感じてくださったようです。

このような状況ではありますが,
ともかく,店を続けていられることは何より幸せなことです。

3.11のような災害や事故はもちろん,
昨年は,各地で台風などの被害もありました。
同じ千葉県の被災状況には,胸が痛み,
店でも,ささやかながら,募金&寄付をいたしました。
ご報告いたします。
ご協力ありがとうございました。

ファイル 531-3.jpg

ページ移動