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ハックルベリーブックスも6周年!

2016.10.11 (火)

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ハックルベリーブックスが開店したのは,
2010.10.10。
…ということで,この10/10でおかげさまで6周年!
長野ヒデ子原画展からOakWalkスタンプラリー,
そして,本まっち柏ウイークへと,とにかくイベント続きで,
6周年をゆっくりかみしめる間もなく,
日々は過ぎていきますが,
そんなふうに,忙しく,地域に根付いて活動できていることが,
なによりもうれしいことだと思っています。

とはいえ,何か記念を…ということで,
オリジナルTシャツの販売を始めました。
これは,知り合いのところでやっている藍染と
柏の刺繍工房「縫」さんのロゴ刺繍が,
どちらも楽しくてはまってしまい,
その組み合わせで作っています。
藍染の模様も,絞り方で偶然にできるものなので,
どれも,世界にひとつだけのTシャツ。
こういうのも,いろいろな縁で作れるものなので,
そういう感謝の気持ちを込めました。

よかったら,見に来て下さい。

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「縁」といえば,いよいよ今週末から来週にかけては,
「本まっちトークイベント」
「夜の本まっち」
「本まっちArt展~書物の縁~」
「軒先ブックマーケット 本まっち柏」と,
本まっち関連のイベントが続きます。

その内容を,「地域新聞」の記者さんが
とってもわかりやすくまとめて掲載してくださいました。

どれも,スタッフで話し合いながら春ごろから準備をしてきまして,
ほんとうにワクワクするような内容ばかりです。
そして,やはり本を通したいろいろなつながり,
いろいろな縁を感じる内容になっています。

こちらも,ぜひぜひ見に来てください。
参加してください。

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ハロウィンの本特集もやってます。

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ブックガイド特集もやっています。

読書の秋,散策の秋。
そして,ハックルベリーブックスの秋…になるといいな。

10月になりました! うれしいニュースです

2016.10.02 (日)

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「ビックイシュー」という雑誌を知っていますか?
イギリスのロンドンから始まった活動で,
雑誌を作り,ホームレスの方に販売してもらって,
その収入でホームレスからの脱出・自立を図るというもの。
この雑誌の日本版も,2003年から始まっています。
自分もホームレスになったらこの雑誌を売ればいい…と思うと,
なんだか人生も安心な気がしてきます。

こういう活動の目的もすばらしいことですが,
なんといっても,内容がおもしろい。
ワールドワイドな有名人へのインタビュー記事もあり,
経済や文化,いろいろな社会活動の情報もあり,
日本版では,雨宮処凛さんや東田直樹くんのコラムもあり,
ときどき,『ゲド戦記』のル=グウィンのインタビューや,
ムーミン特集,機関車トーマス特集といった児童文学関連の特集もあって,
私は,前々から愛読していました。

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その10/1号が,「率直と希望ーーいま、YA文学」という特集で,
そこになんと,ハックルベリーブックスの取材記事と,
私が選んだ日本のおすすめYA(ヤングアダルト文学)を8冊,
紹介させていただきました!

「ビックイシュー」は,活動としても共感し,
また,内容も大好きだった雑誌。
その雑誌に載せていただいて,うれしくてたまりません。

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とはいえ,この雑誌は,本屋などでは売られていません。
東京などのいろいろな町かどにいる販売員の方から買うことに
意味がある雑誌です。
ハックルベリーブックスでは,しばらく立ち読みコーナーとしますので,
ぜひご覧いただき,その中に,「販売場所」も載っていますので,
そこを通りかかったら,ぜひゲットしてください。
(比較的近い所では,お茶ノ水の聖橋口とか,御徒町の北口昭和通り付近とか…)
販売期間が過ぎても,バックナンバーも売ってますので,
「知花くららさん」が表紙の10/1号をぜひ。
この特集では,他に,金原瑞人さんや科学本のおすすめYAなど,
興味深い記事も満載です。

http://bigissue-online.jp/archives/1061716374.html

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さて,同じ10/1,柏では,
「柏をあるこうOak Walk」のスタンプラリーもスタートしました!
去年より参加店の数も増え,どこもすてきな個人店ばかりです。
しかも,お店をご利用いただいて3つスタンプを集めるごとに
特典がつきますので,
1日でも気軽に楽しめます。

先日,このスタンプラリーを企画したオリーブサロンのみなさんと
実際に町歩きをしたときの様子が,「リビングかしわ」の
特派員ブログにもまとめられています。
http://mrs.living.jp/kashiwa/shopping/reporter/2476470

2時間くらい,みんなでぶらぶら歩きましたが,
ほんとに楽しかったですよー。

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ハックルベリーブックスの特典は,
「サイコロくじ」で雑貨いろいろです。
レア雑貨もありますので,ぜひどうぞ。

マップは,参加店のほかに,パレット柏などでもゲットできます。

10/1で「長野ヒデ子絵本原画展」は終了しましたが,
また,いろいろ楽しいこともはじまってます!

ギャラリーおはなし会も開催♪

2016.09.24 (土)

長野ヒデ子絵本原画展も続いておりますが,
9/22(祝)3時~
原画に囲まれて,作品を楽しむ
ギャラリーおはなし会も開催されました。

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今回,絵本を読んでいただくのは,
わらべうたの木津陽子さん。
やさしく『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』を読んでくださり,
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さらに京都出身の木津さんならではの関西弁による
『ひらがなにっき』も。
やわらない方言の響きで読んでもらうと,
あらためて,その内容が,じーんと胸にひびいてきます。

この日,参加してくださった姉妹の小学生さんは,
帰ってから,一つ目の話がよかった,いや2つ目のがよかった…と,
盛り上がっていたとか。

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この日は朝から雨でしたが,
レインスティックというすてきな音の楽器を奏でつつ,
わらべうたもいくつか歌ってくださいました。

おはなし会は初めての試みですが,
参加してくだる子どもさんの年齢に合わせて,
絵本を読んだり,わらべうたで遊んだり,
木津さんがやさしく対応してくださいますよ。

「ギャラリーおはなし会」は,
9/30(金)も,3時/4時半~の2回,開催します。
ちょっとぜいたくなひとときを味わいにいらしてくださいね。
(参加無料)

いろいろなところで発信♪

2016.09.18 (日)

夏の後半から,いろいろな合評会や講演会などに呼んでいただく機会がありました。
どこへ行っても,呼んでくださる皆さんの心配りに感動します。

9/10(土)は,長い歴史のある「市川子どもの本の会」で,
「子どもの本の選び方 児童書専門店の現場から」と題して,
店に並べているいろいろな本について,
選ぶときのこだわりや視点,本の魅力などを,
たくさん本を持って行ってお話しました。

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演台には,すてきな花まで飾ってくださり,
たいへん熱心に聞いてくださいまして,持って行った本も,
会場で売ってくださいました。

市川は図書館がすばらしいことでも有名です。
一度見てみたいと思っていましたが,この日は,
子どもの本の図書館も案内していただき,
たくさんの子どもたちが集まっているのに,うれしくなりました。

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それから,9/16(金)は,児童文学評論仲間でもある
西山利佳さんが勤めている青山学院短大で,
「女性・環境・平和」というテーマの授業のゲストスピーカーとして,
「コミュニティーの発信地としての子どもの本専門店から」ということで,
本屋の仕事,地域とのつながりなどをお話しました。

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こちらでも,これまで,私がいろいろなことを学んだ本を,
たくさんご紹介。

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本屋の実情を知ってもらうため,決算書もお見せしましたら,
学生さんからの感想では,
「私のバイト代より利益が少ない…」と愕然としていましたが,
それでも,「お金に変えられない得るもの」,
「お金に代えられない生き方」,
「人と本と街のつながり」ということなどについては,
何か感じていただけたように思います。

こういう機会を与えていただくと,
ふだん何気なく読んでいる本,何気なくやっている活動について,
少し整理して考えることができます。
そして,こういうところがまだ足りないなぁ…とか,
これはムダかもしれないなぁ…とか感じたりします。
そういう意味でも,ありがたいことだと思っています。
(とはいえ,いろいろ準備して,当日まで緊張も続きますので,
まずは,終わってホッとしています。)

★★★

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さて,いよいよ,9/19(日)~,
秋の恒例「長野ヒデ子原画展」が始まります!
去年の冬から,いろいろご相談しながら,準備してきました。
イベントももりだくさんです。

あったかくて,元気の出る原画です。
じっくり読むと,言葉もすばらしい絵本です。

じつは,店長奥山は,先日ぎっくり腰になってしまったのですが,
なんとしても展示をしなくては間に合わない…と思い,
よろよろしつつ飾っているうちに,ぎっくり腰もかなり治りました。
原画には,なんともいえないパワーがある気がします。

ぜひ,足を運んでくださいね!

最近の児童文学の仕事,いろいろ。

2016.08.01 (月)

8月になりました。
大学の授業や,店のイベントなどで,
春からなんとなく慌ただしかったのですが,
ここにきて,とりくんできた児童文学関係の仕事が,
いろいろな形でまとまってきたので,
少し紹介させていただきたいと思います。

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まずは,こちらの『絵本ものがたりFIND』(朝倉書店)。
私も,
「現代児童文学作品の絵本化をめぐって
ー絵本になった「八郎」「モモちゃん」「ウーフ」たちー」という論を,
書かせていただきました。

この本は,今年の春に刊行されたのですが,
この「児童文学作品の絵本化」というテーマで
いろいろ調べていたのは去年のことです。
この論自体は,10枚くらいの小論ではありますが,
調べていく中で,私自身,「物語」と「絵本」をめぐって,
いろいろな発見がありました。
「児童文学作品の絵本化」は実際にはいろいろと複雑なケースがあるのですが,
ここで調べたことを,ときどき大学の授業や,いろいろな研究会で話すと,
たとえば,先日柏でも原画展が開催された絵本『八郎』が,
もともとは「物語」としても書かれていたことなどは,
意外に知られていないことがわかりました。
また,「くまの子ウーフ」の話を,
絵本として読んできた読者もいるらしい…とか。

私自身は,まず「児童文学」として読んできたこれらの作品が,
「絵本」になることで,魅力が増したり,逆に狭まったり……。
改めて,「絵本」には「絵本」の,
「物語」には「物語」の意義があることを考えることができた仕事でした。

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次に,私自身が何かを書いたわけではありませんが,
「編集」というかたちで関わらせていただいたシリーズが,
ようやく刊行されました。
それが,こちらの「文学のピースウォーク」シリーズ(新日本出版社)です。
このシリーズは,もう10年くらい前に出された,
「おはなしのピースウォーク」という全6巻の短編集に続く,
全6巻の長編のシリーズ。
シリーズタイトルからもわかる通り,戦争をはじめとする社会問題を,
「文学」のテーマとして表現していこうという試みで,
日本児童文学者協会の「新しい戦争児童文学」委員会が中心となって,
作品募集をしたり,合評会をしたりしながら,
本にするべく編集を重ねてきたシリーズなのです。
私も,このメンバーのひとりとして,関わらせていただきました。

この「新しい戦争児童文学」委員会をたちあげたのは,
今は亡き古田足日さん。
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その古田さんの遺志を継いで,この委員会のメンバーと,
新日本出版社とで,作り上げた6巻のラインナップは,
以下の通りです。

①『少年たちの戦場』
  那須正幹/作 はたこうしろう/絵  古処誠二/解説
②『すべては平和のために』
  濱野京子/作 白井裕子/絵 丸井春/解説
③『大久野島からのバトン』
  今関信子/作 ひろかわさえこ/絵  渡辺賢二/解説
④『金色の流れの中で』
  中村真里子/作 今日マチ子/絵 落合恵子/解説
⑤『幽霊少年シャン』
  高橋うらら/作 黒須高嶺/絵 小澤俊夫/解説
⑥『翼もつ者』
 みおちづる/作 川浦良枝/絵 私市保彦/解説

作家さんはもちろん,画家さん,解説もふくめ,
他にはないラインナップだと思います。
それぞれのくわしい内容はこちらを見ていただければと思いますが,
https://www.shinnihon-net.co.jp/child/series/s/%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF/

とにかく,このシリーズを作るために,
みんなで作品を読み合い,作者も何度も手を入れました。
「戦争」というと,いわゆる日本の被害を体験的に語るような,
そういうイメージがありますが(もちろんそれも意味はあることですが)
古田さんはじめこの委員会のメンバーは,
そうした既成のテーマ,既成の方法ではなく,
戦争や平和について,より広い視野,そして,
よりユニークな方法で,深くじっくり考えられる作品を追求しました。

また,戦争の本というと,「暗い,怖い…」という雰囲気になりがちですが,
作品の意義をより豊かに表現してくれる画家さんを,
みんなで考え,お願いしました。
たとえば,楽しい絵本で知られるはたこうしろうさん,
漫画家の今日マチ子さん…。
また,ハックルベリーブックスでも原画展をさせていただいた
赤ちゃん絵本でおなじみひろかわさえこさんのかわいいウサギの絵…。
とくに,6巻目の川浦良枝さんは,「しばわんこ」の作家さん。
川浦さんも,ハックルベリーブックスで原画展をしていただいたときに
児童文学への造詣の深さを知り,
いつか,児童文学の絵を手がけてもらいたいと思ってきました。
それが,今回,美しい羽根の絵で,実現しました。
「しばわんこ」の川浦さんの新境地だと思います。

さらに,解説も,そうそうたる方々に書いていただきました。
そして,全体の装丁は,ブックデザイナーの中嶋香織さん。
これまた,「戦争もの」のイメージを覆す,
たいへん魅力的な本に仕上げてくださっています。

いずれまた,ハックルベリーブックスでも,
何かフェアやイベントなどをしたいと思っていますが,
とにかく,このようなシリーズに関わる中で,
私自身も,たくさんのことを学びました。

世界は,なんとなく不寛容になり,
強さや冨が求められ,格差や差別も進んでいるようなこのごろ。
でも,文学者は文学者にできるかたちで,
こうして集まり,協力し,つながりの中で本を作っていることを,
知っていただきたいと思っています。

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やはり「編集」という形で関わらせていただいたのが,こちら,
雑誌『日本児童文学』2016.7-8月号です。
(表紙がなんと恐竜絵本でおなじみ黒川みつひろさんです!)
この号は,「「地域」再生と児童文学」という特集で,
この特集のきっかけは,私がここ柏で店を始めてからの経験と,
2年前の夏に訪れた水俣での見聞でした。
特集の最初に1ページほどで,特集意図など書かせていただきましたが,
全体に,たいへんおもしろい論が集まっていますので,
ぜひお読みいただければと思います。
児童文学も,「地域」作りということと,
けして無縁ではないことが,わかっていただけると思います。

そして,最後にいちばん最新の仕事が,
『子どもの本棚』2016.8月号。
この号は,「"文学"が伝えられること―物語の持つちからー」という特集ですが,
この中で,私も,
「〈重ねて行く〉苦しさと覚悟-文学で描く戦争ー」という評論を
書かせていただきました。
そんなに長い論ではありませんが,
最近読んで心ひかれた作品を中心に,
そしてまた,やはり自分の足場である柏や千葉ということも考えて,
書かせていただきました。

これらの雑誌も,ハックルベリーブックスにありますので,
ぜひ,手に取ってごらんいただければと思います。

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