記事一覧

「ひまなこなべ」朗読ライブ

2017.01.31 (火)

ファイル 385-1.jpg
原画展のちょうど中ごろとなりましたが,
29日,『ひまなこなべ』の朗読ライブが開催されました。

今回,朗読は,文学茶話会で知り合った白石さん。
『ひまなこなべ』と,もうひとつアイヌの昔話から
「ひとつぶのサッチポロ」を朗読してくださいました。

ファイル 385-2.jpg
音楽は,やはり文学茶話会で出会った阿部さん。
おふたりは,このライブのために,
東京のアイヌ文化交流センターまで出向いて,
いろいろ調べて,準備をしてくださいました。

ファイル 385-3.jpg
朗読だけでなく,アイヌの早口言葉を楽しんだり,
また,アイヌにゆかりの「エゾウコギ茶」と,
「北海道黒豆茶」を飲み比べたり……。
おやつは,何にしようかずーと迷っていましたが,
伝統文化っぽく,おだんごにしました。
地元の和菓子屋さんのおだんご。
みなさん,楽しんでいただけたのではないかと思います。

ファイル 385-4.jpg
この日は,なんと,どいかやさん(右奥)も参加してくださいまして,
途中で,アイヌへの関心や,絵本作りのことなど,
お話もしてくださいました。

もともと語り伝えられてきた昔話ですから,
耳で聞くと,またふしぎな展開や,言葉のリズムなど,
すいすいと楽しめます。

すてきな原画にかこまれて,ほんとうに豊かななひとときでした。

たくさんのご参加ありがとうございました。
阿部さんと白石さんも,本当にありがとうございました。

原画展は4日(土)まで。
この日は,またどいかやさんのトーク&サイン会もあります。
どうぞおみのがしなく!

「どいかや絵本原画展 アイヌのむかしばなし『ひまなこなべ』」スタート!

2017.01.23 (月)

ファイル 383-1.jpg

1/22~2/4(土)は,ハックルベリーブックスでは2回目となる
どいかやさんの絵本原画展です。
今回は,『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(あすなろ書房)の
和紙に描かれたすてきな原画を,一挙公開!

和紙は五箇山で作られている「悠久紙」という和紙で,
紙に対するどいさんのこだわりを感じます。

ファイル 383-2.jpg
今回の絵本は,萱野茂さんの「アイヌ昔話集」からのお話に,
絵をつけたもの。アイヌの暮しやアートについても,
どいさんは,いろいろ調べて,細かい所までていねいに描かれています。
アイヌの生き方や動物や自然との共存のしかたに
ほんとうに心惹かれる作品です。

ファイル 383-3.jpg
原画展に合わせて,アイヌ関係の本も集めました。
また,29日には,アイヌ昔話の朗読ライブも開催します。
なんと,どいさんも来て下さるとのこと!楽しみです。
この機会に,古来の文化を理解し,まるごと味わいたいと思います。

ファイル 383-4.jpg
また,原画展の楽しみとして,
どいかやさんの描き下ろし額絵の販売もしています。
絵本と同じ和紙に描かれたすてきな絵ばかり。

野の花とねこちゃんのシリーズ(20000円)と

ファイル 383-5.jpg
アイヌシリーズ(12000円~)と,
世界に一枚しかないどいさんの絵が,
ほんとうにうれしい特別価格です。
ぜひ,どうぞ。

最終日2/4(土)はトーク&サイン会。
トークは満席ですが,4時~のサイン会はどなたでもご参加できます。
ご来場お待ちしています。

「世界の子どもの本展」ありがとうございました!

2017.01.09 (月)

ファイル 381-1.jpg

年末から開催されていました「世界の子どもの本展」。
1/7の最終日には,翻訳家のさくまゆみこさんの講演会が開かれ,
たくさんの方が集まってくださいました。

ファイル 381-2.jpg
さくまゆみこさんと言えば,昨年からいろいろとご紹介している
『ヒットラーのむすめ』や,『シャーロットのおくりもの』
『ローワン』シリーズや『チュウチュウ通り』シリーズなど,
ハックルベリーブックスでも人気の作品をたくさん訳されています。

絵本でも,『川のうた』や『わたしには夢がある』,
『ひとつぶのおこめ』『かわいいサルマ』などなど
ほんとうに多様な作品を翻訳されています。

ファイル 381-3.jpg
今回の講演のタイトルは,「見えない世界を子どもの本で見る」。
世界には,見ようとしないと見えないものがいかに多いかということで,
そのひとつが「弱いもの」ではないかとさくまさん。

たとえば,さくまさんは,「アフリカ子どもの本プロジェクト」
http://africa-kodomo.com/
をたちあげ,アフリカに図書館を作ったり,
アフリカ関連の子ども本の紹介をしたりする活動を続けています。
この「アフリカ」という地域も,
政治的,経済的には弱い立場にあり,
その実情は,見ようとしなければ,見えないものです。

さまざまな問題を抱えるアフリカに,
お金やモノを送るだけでは,何も解決しない。
それよりも,その中のふつうの暮し,価値観,文化を
知ることの方が,大事なのではないか。

また,「子ども」という存在も,じつはなかなか見えないもの。
とくに,虐待やいじめ,紛争や貧困に置かれている子どもほど,
見えないところで苦しんでいる。

そのなかで,「子どもの本」は,
子どもに寄り添って書かれ,子どもの目でものごとを見て,
さらに,世界的な視野を持っているものも少なくないので,
見えないいろいろなことを知る「入り口」に
なりうるのではないかと,さくまさんは話されました。

ファイル 381-4.jpg
講演会では,今回の展示を主催してくださった
JBBY(日本国際児童図書評議会)の鳥塚さんからも,
本を通して,世界とつながる活動について,
ご紹介をしていただきました。
この世界的な活動が,第二次世界大戦後,加害国として混迷の
ドイツの子どもたちのために始まったと聞いて,
その歴史の深さを感じました。

会場からもたくさんの質問が出て,
母語が300以上もある国の文学や教育の在り方,
昔話の豊かさと伝えるむずかしさ,
日本の創作と翻訳のちがいなど,
充実したやりとりがなされました。

さくまさんが,翻訳する本を選ぶとき,
「子どものまわりに新しい窓が開く」
ことを第一に考えると話されたのが,とても印象的でした。
改めて,本を通して,世界がつながる道筋が見えたような
すてきな講演会でした。

ファイル 381-5.jpg
今回の展示は,2014年度の各国を代表する本の紹介でしたが,
また,2016年度の「世界の子どもの本展」も準備されているとのこと。
ハックルベリーブックスでも,これからますます,
弱いもの,子どもたち,見えない世界に目をむけて,
また,このような充実した展示会をしたいと思っています。

世界の子どもの本展,開催です!

2016.12.29 (木)

29日から,いよいよ「世界の子どもの本展」はじまりました!

ファイル 380-2.jpg
世界各国で,代表となる作品「オナーリスト賞」(2014)に選ばれた
よりすぐりの本がずらり。
国により,言語もちがい,絵の雰囲気も違って,
ほんとうに本の世界の多様さを実感します。
ひとくちに「子どもの本」といっても,その発想の豊かさに
思わず,見入ってしまいます。
見たこともないような文字もあって,
読めないにしても,なんだか楽しくなってきます。

ファイル 380-3.jpg
「文学作品」だけでなく,「イラストレーション作品」や
「翻訳作品」もあり,原書と日本語に訳された本を比べるのも
おもしろい。

ファイル 380-4.jpg
2014年に「国際アンデルセン賞」を受賞した
上橋菜穂子さんの本も,すべて並べています。

ファイル 380-5.jpg
また,同じ年の「国際アンデルセン賞」の画家賞を受賞した
ホジェル・メロさんの『はね』にちなんで,
「ふくろうの羽根ぬりえ」でしおりを作るコーナーも。

展示作品すべてではありませんが,欲しい本が見つかったら,
ハックルベリーブックスで取り寄せることも可能です。
じっくり見て,お気に入りの一冊を探してみてください。

展示は,1/7まで。
(12/31~1/3は冬休みです)

どうぞお見逃しなく!!
(1/7のさくまゆみこさんの講演は満席です)

メリークリスマス!!

2016.12.24 (土)

ファイル 379-1.jpg

23日,11時~と13時半~、毎年恒例となりました
「フルートと絵本のちいさなクリスマスコンサート」
開催されました!

どちらの回も,満員御礼で,
赤ちゃんさんから90歳の方まで,たくさんの方が
来て下さいました。

ファイル 379-2.jpg
青木絵里子さんのフルートとお母様のピアノ。
のびやかで美しい音色は、ほんとうにすてきで、
しばらくすると,また聴きたくなるからふしぎです。
泣いていた赤ちゃんも、フルートが鳴りだすと泣きやんだり,
眠ってしまったり…。
毎回,新曲をいろいろ演奏してくださいます。

ファイル 379-3.jpg
絵本のよみきかせや全体の進行は,高橋博子さん。
ハックルベリーブックスでずっと0歳からのおはなし会を
続けてくださった高橋さんは,
昨年,柏から茨城にひっこしてしまいましたが,
コンサートだけはぜひ…ということで,
ひさしぶりにすてきな笑顔を見せてくださいました。

当日の朝,ハックルベリーブックスでまたコンサートができる…
と心を落ち着けていたら,なんだかうれしくて,
涙が出てきてしまったと話してくださいました。

ファイル 379-4.jpg
(↑絵本いけばな講座の作品です)

ほんとうに,今年もまた,このコンサートをぶじに開催して,
クリスマスを迎えられたことに,感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました♪
そして,メリー・クリスマス!!

***

さて,そんな年末の慌ただしい時期に,
ひとつ,悲しいニュースが届いています。
みなさんも,ご存じの新潟県糸魚川の大火事。

じつは,糸魚川は,ハックルベリーブックスにとっても,ゆかりの地。
児童文学作家でもあり、糸魚川の町屋で文学活動をされてきた
小川英子さんは,店長奥山の文学仲間でもあり、
ハックルベリーブックスとも、
詩の本や「考える絵本」の原画展の巡回などで、
これまでも協力し合ってきました。
その小川さんのご実家でもある町屋の「旧倉又茶舗」は、
ぎりぎり延焼をまぬがれましたが、
趣のある商店街の多くが焼けてしまいました。

ハックルベリーブックスでも,まずはお見舞い金を送りたいと思っています。
送り先は、糸魚川の「町屋文化を守り伝える会」の小川英子さん。
ぜひ、ご協力お願いします!

ファイル 379-5.jpg

ページ移動