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文学茶話会 鳥の本をたのしむ

2018.05.15 (火)

5/13(日)のハックルベリーブックスの文学茶話会。
今回のテーマは「鳥の本をたのしむ」です。

まずは,参加者みなさんから,おすすめの鳥の本を持ち寄り,
ブックトーク。
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今回,みなさんが持ち寄った鳥の本です。

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お茶を飲みながらの茶話会。今回のおやつは,
鳥の気持ちになって,穀類クッキーや,フルーツケーキなど,
いろいろな実をついばみつつ…。

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そして,後半は,柏の鳥はかせ・柴田佳秀さんが,
トークゲスト。
テレビの科学番組制作の仕事から,
科学ジャーナリストとして,鳥の本を書くようになった経緯,
鳥の魅力を伝える書き方など,いろいろお話を伺いました。

専門家として正しい情報を伝えるのはもちろんですが,
それを,わかりやすく,かつ楽しく伝える工夫。
最新作の『カラスのジョーシキってなんだ?』(子どもの未来社)も,
カラスが語るというユニークな科学本です。
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また,持ち寄った本についても,
カラスって,なぜかくちばしが黄色く描かれるとか,
白鳥は,大男の肩には留まれないとか,
「ここがへんだよ鳥の本」という話もおもしろく,
動物や植物に対して,いかに人間が思いこみで見ているか…
あらためて考えさせられました。

くしくも,この日は,ハックルベリーブックスの
ふくろうのフ―ちゃんの8歳の誕生日。
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最後は,フ―ちゃんとの記念撮影。
そして,この一年で抜けた風切り羽根をお土産にお持ち帰りいただきました。

文学茶話会,鳥の本シリーズは,
6/24に2回目も開催します。
この日のトークゲストは,「宮澤賢治と鳥」という本を書いている
国松俊英さん。
まだ少しお席ありますので,ぜひどうぞ。

大野隆司さん個展,大盛況!!

2018.05.03 (木)

4月後半に開催されました大野隆司さんの個展は,
連日,たくさんの方が大野さんに会いに来て下さいまして,
版画や雑貨もお買い上げいただき,
ハックルベリーブックスにとっても,とってもうれしい賑わいでした。

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終了後、大野さんは,ハックルベリーブックスのウインドウに,
絵を描いてくださいました。
ハックルベリーブックスオリジナル藍染Tシャツも買ってくださり,
さっそく着てくださっています。感激!!

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かわいい子猫たちが本を読んでもらっている
ハックルベリーブックスにふさわしいすてきな絵。
うれしいですね。

大野さんからは,今度いろんな作家さんに参加してもらって,
「ふくろう展」をやろうという声もいただきましたので,
それはぜひ,来年にも,実現したいと思います。

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大野さんの猫グッズは,引きつづき,
ハックルベリーブックスでもご紹介していきますので,
ぜひ,よろしくお願いいたします。

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ハックルベリーブックスでは,かえるはじめ,
小動物の本フェアもやっています。
猫もそうですが,生き物の姿から学ぶこと,知ること,
いやされることは多いです。
いのちがふくらむ5月を感じてください。

いろいろな方が2階スペースにて…

2018.04.13 (金)

4月~5月にかけては,
ハックルベリーブックスの2階スペースは,
いろいろな方が借りてくださって,
展示やイベントなどを開催してくださいます!

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4/14(土)は,パステルアート&癒しのイベント。
春の疲れの出て来る頃,ちょっとのんびりしに来てみてください。

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4/21(土)~28(土)は,柏を拠点に活動されている
ねこ版画でもおなじみの版画家の大野隆司さんの個展もあります。

今回のテーマは,「山月記」。
中島敦のあの有名な作品の世界が,
どのように版画になるか,楽しみです。
会期中は,大野さんも,なるべく在廊してくださるとのことですので,
ぜひ,遊びにきてください。

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ハックルベリーブックスでも人気の,
大野さんのねこグッズなども,販売します。

お見逃しなく!

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そして,版画展会期中の4/22(土)は,
ハックルベリーブックス前をふくむ柏3丁目エリアと
パレット柏にて,ブックマーケット「本まっち柏」開催。
今回も,44店の小さな本屋さんが,
よりすぐりの本をもって集結します!
(雨でも,パレット柏で開催します)

大野隆司版画展もご覧になれますので,
お誘い合わせのうえ,ぜひ,どうぞ。
スタンプラリーのお楽しみもありますよ~♪

「おはなし/文学のピースウォーク原画展」終了!

2018.04.04 (水)

昨年の9月から,年末年始,そして,3月と,
ほぼ半年にわたり,断続的に開催してきました,
「おはなし/文学のピースウォーク原画展」が,無事終了しました。

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3/30(金)の夜は,
「濱野京子×西山利佳 公開おしゃべり」。
10人以上の方が集まってくださいまして,
お茶やお菓子をつまみながら,
お二人のお話に耳をかたむけてくださいました。

「おしゃべり」なので,決まったテーマがあるわけでも,
結論を出すわけでもないのですが,
児童文学と社会をめぐって,多様な方向へ話が進むおしゃべりは,
なかなかに刺激的。

今回は,ここ最近,沖縄,京都,広島,そして大久野島と
各地をまわられた西山さんと,
やはり,福島,山口,京都,そしてやはり大久野島と
いろいろなところでトークをされた濱野さんが,
そういう現地に足を運ぶことで感じる,地域の生の声,
場の歴史,笑いや共闘のあり方などを,伝えてくださいました。
この日は,『幽霊少年シャン』の絵を描いた黒須高嶺さんや,
「おはなしのピースウォーク」で作品を書かれた一色悦子さんなども
参加してくださいまして,参加者のみなさんからも,
質問や意見が交わされました。

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政治的な話や,戦争の話などは,
身近な人ともなかなか話しにくい雰囲気が,日本にはあります。
でも,「自由だから言いたいことが言える…ではなく
言いたいことを言うことで自由になれる」という濱野さんの言葉など,
改めて納得できるようなひとときでした。

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そして,原画展最後のイベントは,
3/31の「フルートと絵本のちいさな春のコンサート」。
今回は,原画展に合わせて,「平和」を考える絵本や
「おはなしのピースウォーク」の中の詩などもまじえつつ,
春らしい,そして,子どもたちの未来の平和を願う曲を
演奏してくださいました。

ちょうど,桜も満開で,みなさんお花見などに出かけてしまうかな…と,
心配だったのですが,最終的には,ほぼ満席となり,
詩人のはたちよしこさんも来てくださって,
とてもやさしい時間となりました。

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参加された方からは,
「お話と音楽の相乗効果でしょうか?さとうきび畑で涙腺が弛み、
なぜかドラえもんのテーマソングでもうるうる。
平和のために、なにかできる人でありたいと思いました。」と,
とてもうれしいご感想も。

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今回の展示作品「ピースウォーク」シリーズは,
なかなかその意味や意義が伝わりにくい充実の内容なのですが,
見に来てくださった方,本を読んでくださった方,
イベントに参加してくださった方には,
何かは伝わったと思っています。

会場のノートに記されていた感想から…。

「絵の持つ力,装丁の魅力で,はじめての作家さんの本を
手に取る,子ども達ならなおさらそうですね。」(9/20)

「子どもの頃に戦争文学を読んだという経験はありません。
もし読んでいたら,現在の私の生活,活動は少し違っていたかも」(9/24)

「戦争は悲しみしか生まないのに,一部の権力者の利益のために,
結局は子どもたちがギセイになります。
世界中が平和ボケになればいいのに。」(9/24)

「戦争の現実を,大人も子供も,どんな形でもいいから
知ることが大切だと思う」(9/25)

「たくさんの「ものがたり」がひとつひとつ忘れ去られてしまわぬよう
このような企画(出版そして展示会)がされていることに
敬意を表します。」(12/28)

「「五つの川柳物語」つるあきら氏28才,一番心に。
人間ってなんだろう??
私も戦時下に生きていたら,むごい人間にだんだんどんどん…??」(12/30)

「作家さん,それぞれの視点が違っていて,それぞれ心に残ります。
「一寸の虫にも」がとてもよかった。
ぜいたくな空間をありがとう!」(12/30)(3/20)

「原画はどれもすばらしく貴重なものを見せていただくことができました。」(3/24)

「今,この地球上でも戦場があることがつらいです。
この原画展から平和を考える機会が増えますよう。」(3/24)

「どの原画もステキで,画風の多さに驚きました。
自分の知らない戦争の一面が見れました。
たくさんの表現の仕方があるのだと,あらためてわかりました。」(3/30)

…などなど。

ハックルベリーブックスでの展示は終了しましたが,
うれしいことに,滋賀県のある図書館で,巡回展をしたいとの
依頼がありまして,さらに広がっていくことになりそうです。

ともかくも,たくさんの方々のご協力をいただいて,
ぶじ,原画展やいろいろなイベントを終了できまして,
しみじみよかったなあと思っています。
ありがとうございました♪

小澤俊夫さん,ギャラリートーク!

2018.03.30 (金)

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3/27(火)14時~
昔話研究家の小澤俊夫さんが,
ギャラリートークに来て下さいました!

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小澤俊夫さんは,今回の「ピースウォーク」シリーズの1冊,
『幽霊少年シャン』(高橋うらら・作 黒須高嶺・絵)の
解説を書いてくださいました。

小澤さんは,1930年,満州の長春で生まれ,
5歳で奉天,その後北京と,
日本が侵略戦争をやっていた中国で,
子ども時代を過ごされました。

その経験から,『幽霊少年シャン』に描かれている,
当時の日本の加害の事実について,
共感的に解説にまとめてくださっています。

この日も,子どもの頃に陸軍病院に慰問に行ったとき,
入院していた軍人たちが,てがら話のように,
中国の民間人を殺した話,毒ガスを使った話,
捕虜を川辺で殺した話,慰安所の話などをしていた記憶を,
話してくださいました。
子ども心に「それは普通だったら犯罪ではないか」と思っても,
戦争中だから,その気持ちは封じ込めて聞いていたということです。

しかし,そういう軍人たちも,生き残って帰ってくれば,
「愛する夫」「愛する息子」であり,
軍人として何をしていたかは話さない,話せないまま。
戦後の日本はその歴史を忘れて,戦争観を作ってしまったのだと
実感的に語ってくださいました。

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それに比べて,グリム研究などで何度も訪れたドイツは,
ナチス時代のユダヤ人収容所跡など,国の罪の部分,恥の部分を,
きちんと残して,伝えようとしてきたこと,
日本は,原爆ドームは残しても,慰安婦のことや加害の歴史は
認めようとしない,これでは国際的に信用されないと,
語られました。

弟の征爾さんが,戦後初めて中国に招かれて指揮をしたとき,
同行した小澤さんは,「これは贖罪の旅のつもりだ」と征爾さんに話すと,
「自分も同じ気持ちだ」と言ってくれたそうです。
うれしかったとおっしゃっていました。

加害の歴史をみとめ,きちんと謝るということは,
精神が強くなくてはできないこと。
なんとなく,まわりを思いやって,
「空気を読む」日本の弱さは,
戦争中の「長いものにはまかれろ」という雰囲気と同じ。
今の日本は,またずるっと戦争の方に流れていく
瀬戸際にあると,強く語られました。

シンプルでクリア―な文体で,
人間の生き方,若者の育ち方など,基本的なことを語り伝えてきた
昔話も「重要伝承文化財」であるというお話。
それに対して,歴史をごまかし,周りに合わせて言い変えてしまう
世の中の雰囲気。比べつつ,考えたいと思いました。

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それにしても,今年88歳になられる小澤俊夫さん。
この日も,ひとりでさらっといらして,
時間ぴったりで講演され,
「~だぜ」という「チョイワル」語尾もかっこいい,
ほんとうにすてきな方でした。
そして,サイン会では,ひとりひとりと気軽にお話し,
写真もとってくださって,大人気でした。
握手して,さっそうと帰られたあとは,
私もしばし興奮さめやらずの一日でした。

小澤さんは,今も「昔話大学」などを続けるかたわら,
「昔あったづもな通信」として,
社会についての発信ブログも書かれています。

http://mukashiattazumona.blog.fc2.com/
とても参考になります。
小澤俊夫さんの丁寧な解説のついている
『幽霊少年シャン』も,ぜひ,読んでみてください。
加害の歴史をふまえつつ,それでも,ユーモアと,
日本人と中国人のつながりがある,
貴重な物語になっています。

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