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たしろちさと絵本原画展、開催中!

2022.03.24 (木)

「たしろちさと絵本原画展」開催中!

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さっそく見に来てくださったお客さまからは、
「印刷された絵とは異なるものが見えてくるのが楽しい」
「絵の具の質感がよいなあ」
「家に原画が一枚あったら暖まりそう」
「心があったかくなります」などなど、うれしいご感想が! 

個人的には、目をつぶっているときのねずみの表情が
かわいくて、かわいくて…^_^

今回の原画は、絵本よりすこし大き目で、迫力があります。
原画のすばらしさを、ぜひ、見ていただければと思います。

今年は、このあと、2階ギャラリーは、
いろいろなイベントがすでに予定されていまして、
原画展は、おそらく、たしろさんが最後になります。
その意味でも、ぜひぜひ、お見逃しなく!

4/2(土)までです。

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『せかいいちまじめなレストラン』も、好評で、
コックのイタメーニョさんのまじめな仕事にも、
いろいろなご感想が。

レストランの名物料理はどれもおいしそうなのですが、
最後に出てくるカレードリア。
じつは、ハックルベリーブックスから徒歩1分のカフェ
MON CAFEさんにも、おいしいカレードリアがありますよ♪

街のあちこちでは、いろいろな花も咲きだしています。
ぜひ、お出かけください。

たしろちさと絵本原画展、スタート!!

2022.03.19 (土)

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店をオープンした頃に出会った絵本、
『5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん』
同じく『おんがくかいのよる』。

ねずみたちが、いっしょうけんめい、
廃材から家を作ったり、楽器をつくったり、
そのようすが、ほんとうにかわいくて、
店では、ずっと推し続けてきました。

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それ以来、ほかにも
『クリスマスのおかいもの』
『ポレポレやまのぼり』
『はなびのひ』など、
好きな絵本がたくさんありますが、
とにかく、どの絵本も、どうぶつたちがなんとも生き生きしていて、
ユーモラスで、読んでいるとうれしくなってきます。

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今回は、ほるぷ出版さんのご協力で、
「5ひきのすてきなねずみ」シリーズと、
料理がとってもおいしそうな
『せかいいちまじめなレストラン』の原画を、
展示させていただくことができました!

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知恵をしぼって、工夫して、協力して、
手仕事でいろいろなものを創っていく。
そんな世界をあじわうことができます。

原画は、ぐっと大きくて、色も美しく、
見ているとパワーがもらえそう♪

いま、世界は、コロナや戦争や、
いろいろとつらいこともたくさんありますが、
そんなときだからこそ、
たしろさんの絵本の動物たちやコックさんの
ていねいで前向きな生き方を
ぜひ、子どもたちに読んでほしいと思います。

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ねずみたちやスミスふじんの編みぐるみも、
原画展にちなんで、限定販売いたします。

たくさんの方々に、見に来ていただけるとうれしいです。

3/27(日)は2:00~たしろちさとさんのオンライントークもあります。メールにて受付中です。
トーク後、3:00~4:30 は会場にて、サイン会も!

こちらもぜひ、予定に入れてくださいませ。

本まっち柏 10周年をかみしめて

2022.02.14 (月)

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2/13(日)14:00~17:00
本まっち柏10周年のトークイベントが開催されました。
今回は、オンラインでの開催となりましたが、
日本のあちこちからつないでくださった方もいて、
とても充実したイベントとなりました。

第一部は、筑波大学の社会学専門の五十嵐泰正さんに
世の中にある「本まっち」的なものの位置づけや意義について、
お話いただきましたが、こちらがまず、たいへん示唆に富む
おもしろい内容でした。

日本やアジア圏の「ソーシャルキャピタル=社会関係資本」の乏しさ。
職場と家庭のワークライフバランスは言われるが、
そこに含めるべき社会的交流の乏しさ。

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しかし、よくも悪くも、コロナ禍において都市機能が変わり、
学校や職場における従来的・強制的な関係が壊れたことで、
今こそ、あらためて、社会的資本、社会的交流が生まれるのではないか。
具体的なデータを示しながらのお話には、説得力があります。

そして、そのなかで、「本まっち柏」が、「本」というものを通じて、
柏に、「サードプレイス」「もうひとつの名刺」を持つ場、
橋渡し的に組織と組織をつなぐ「弱い紐帯」を作ってきたことは、
個人にとっても、柏という街にとっても意義深いのではないか。

…などなど、明確な言葉で、これまでの活動を意味づけてくださり、とても力づけられました。

「地域」というめんどくさいけれど、
時として避けがたく浮上してくる場において、
その中のひとりひとりが、じつは多様で、ちがう景色を見ている…。
「本まっち柏」は、そのことを知ることができる場だったのではないかというご指摘には、
ほんとうに、スタッフも、場所を貸してくれるお店も、
出店者さんも、お客さんも、じつに流動的で多様だった
(それゆえ、トラブルもあるわけですが…)
本まっち柏のあり方を
肯定していただいたようで、胸があつくなりました。

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続けて第二部では、本まっちのたちあげの時からの出店者さんだった高橋和也さんが、
本まっちでの経験をふまえて、その後、自分の古本屋を持った経緯、
また、小学校2年生のときから「子ども店長」としてお母さんと一緒に参加してくださった、若菜さん(母)とあきらくん親子からは、
本や物語文化に触れてきた生活、その中のひとつだった本まっちで出会った本などについて、
それぞれ、お話いただきました。

高橋さんは、古本屋をたちあげ、今は、沖縄で新しい生活を始めようとしているとのこと。
あきらくんは、今年大学生に。
お話を聞いていると、それぞれの人生の、なんらかのステップに、
本まっち柏がなっていたということが見えてきて、
それもまた、うれしいことだと思いました。

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第三部は、本まっち柏クイズ。
今回、10周年を記念して、いつもチラシを描いてくださっている
漫画家の新星☆エビマヨネーズさんのイラストで、
本まっちグッズを作りました。

https://suzuri.jp/honkatsu500

こちらのサイトから、お求めになれますが、
そのなかのひとつが全問正解の「本まっち」マスター(?)5名のみなさんに贈られました。

五十嵐さんのお話は、「本まっち柏」のことだけにとどまらない、
社会に生きる私たちが考えるべき、いろいろなヒントがたくさんありました。
五十嵐さんの本や、そのほか、参考に紹介してくださった本などは、
ハックルベリーブックスでも、そろえたいと思います。

また、今回のトークは、ほんとうに価値ある内容でしたので、
いずれ、聞き逃し配信を考えています。

ともかくも、「本まっち柏」10周年!
今年もいつ開催できるかまだわかりませんが、
いろいろな可能性を模索しつつ、
これからも活動を続けていこうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

本活倶楽部 奥山

本まっち柏 10周年トークイベント!!

2022.02.10 (木)

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今週の日曜日2/13は、
2012年から続いてきたわれらが「本まっち柏」の
10周年記念トークイベントを開催します。

コロナのため、実質3年近く、
リアルでの古本市は開催できませんでしたが、
毎月ミーティングは行い、本の活動をいろいろと考えてきました。

まずは、本まっち柏のHPが少しずつリニューアルされました。
honkatsukurabu.wixsite.com/hon-match

そして、ここであらためて、10年の活動をふりかえり、
これからの可能性を考えようと、トークイベントを企画しました。

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今回は、まず、柏のさまざまな活動にも参加されている
社会学者の筑波大学の五十嵐泰正さんに、
世の中のさまざまな街や文化活動の中で、
「本まっち柏」とは何か…お話いただきます。

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こちらの『上野新論』は、昨年、日本都市学会賞も受賞された
とてもおもしろい論考です。
広い研究フィールドをお持ちの五十嵐先生のお話、楽しみです。

また、創設時に出店してくださって、その後、
サニー・ボーイ・ブックスという知る人ぞ知る古本屋さんを
開業された高橋和也さん。
本まっちにしばしば親子で参加してくださった澤田さん。
子ども店長だったあきらくんは、今年大学生となって登場してくれます。

最後には、本まっちクイズで豪華賞品も!

お申込みは、チラシのPeatexから、
また、メール megumiokuyama18@gmail.com
でも受け付けます。

本が好きな方、まちづくりに興味ある方、その他、
どなたでも、お気軽にご参加ください。

ギャラリートーク 永瀬比奈さんと

2022.01.25 (火)

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23日は、原画展をしている『モンスーンの贈りもの』など
「この地球を生きる子どもたち」シリーズを何冊か訳されている
永瀬比奈さんと、店長奥山で、ギャラリートークを行いました。

永瀬さんからは、スチュワーデスをされた後、
翻訳を志し、通信教育でさまざまな翻訳に触れるなかで、
児童書の翻訳が一番楽しいと思ったこと。
徳間書店の下読みの仕事などをしつつ、
はじめて出版されることになったのが、
マイケル・モーパーゴの『シャングリラをあとにして』。
この作品を気に入ってくださった鈴木出版の編集者さんに持ち込みをしたところ、
「この地球を生きる子どもたち」シリーズの
『リキシャ★ガール』を訳すことになったこと。
バングラデシュを舞台に、女性問題、貧困問題、マイクロクレジット、家族愛などを描いたこの作品が、
課題図書にも選ばれたりして、
続けて、同じ作者ミタリ・パーキンスさんの
『モンスーンの贈りもの』の原書をいただいたという経緯を
お話くださいました。
前回の横山さん、長友さんのトークに引き続き、
翻訳家の方の努力と視野の広さを感じます。

続けて奥山からは、「この地球を生きる子どもたち」という
社会派のシリーズの最初の作品『ヒットラーのむすめ』が、
当時の編集者さん、翻訳のさくまゆみこさん、そして、
絵の北見葉胡さんの思いが重なって、出された経緯、
今回、展示している北見さんの原画のいろいろなしかけについて、
話させていただきました。
『ヒットラーのむすめ』も、ナチスドイツの戦争の時代と、
現代のオーストラリアの子どもとをつなぐ、
読み応えのある作品ですが、その後、現在まで続く、
このシリーズで、ほんとうにいろいろな国のいろいろな社会問題が、
読者に届けられてきたことを感じます。

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とはいえ、永瀬さんも、一時期は、私生活でつらいことなども続き、
生活のために特許翻訳なども始められたとか。
しかし、その法律文書の言葉の冷たさにつらくなっていた頃に、
あらためて『モンスーンの贈りもの』を訳しながら、
やはり児童文学の温かさに、心が癒されたことも。
(この経験は、「日本児童文学」1-2月号の
「恋を訳す」というエッセイにも書いていただきました。)

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一方奥山は、この『モンスーンの贈りもの』を、
大学の授業で、「リアリズム」児童文学の代表作として読んでいます。
アメリカのバークレーという最先端の地から、
インドのプネという田舎町へという場の設定、
6月~7月のみずみずしいモンスーンという季節感、
インドルーツで里子としてアメリカに来たママと白人のパパという家族、
インドで出会う貧困、女性問題、カーストの差別などの問題。
そうしたワールドワイドな社会を背景に、
主人公の15歳の女の子の恋やコンプレックスといった心の動きを
納得されてくれる作品のおもしろさについて話させていただきました。

このみずみずしい物語に、美しい絵をつけてくださった
今井ちひろさんも、ちらっと顔を見せてくださいました。

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その後も永瀬さんは、
森林伐採やサイクロンといった環境問題を背景にした
『タイガー・ボーイ』も訳されていますが、
今後も、この地球を後世に残していくために
小さなことでもできることからやっていきたいと話されました。

永瀬さんが訳された作品はもちろん、
原画を展示している
インドを舞台にした『ぼくと象のものがたり』
スリランカを舞台にした『茶畑のジャヤ』
アメリカの長距離列車を舞台にした『あたしが乗った列車は進む』、
そのほか、シリーズ作品も店にそろっていますので、
ぜひ、手に取っていただけるとうれしいです。

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オンラインイベントは、なかなかみなさんの反応を受け取ることができず、
残念なのですが、それでも、2回にわたり、
のべ50名ほどの方々に参加していただきました。

奥山も、いろいろなお話を聞くことができましたので、
原画展の会場で、何か疑問がありましたら、
お気軽にお尋ねくださいね。
わかる範囲で、ご案内いたします♪

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