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5月になりました

2021.05.07 (金)

5月になりました。
が,相変わらずコロナの「まん延防止措置」の中で,
GWもなんとなく終わってしまいました。

ですが,ハックルベリーブックスは,
換気・消毒に気をつけつつ,ひっそり営業を続けております。

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今年は,中村医師の写真展も開催しましたが,
改めて,今,環境危機,資本主義経済の見直し,
人権意識の変化などなど,世界をよく考えなければならない時期に,
さしかかっていると思います。

世界を考える,世界を変える…そういうテーマを
子どもたちといっしょに考えられる本を,
集めていきたいと思っています。

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また,5月は,ふくろうのフーちゃんの誕生月。
去年は,ほとんど羽根が落ちなかったのですが,
今,ちょうど換羽期に入ってきて,
ちょっとボロッとしているフーちゃんですが,
11歳になって,ますます元気でおります。

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ふくろう雑貨も,いろいろ入荷しています。

週に1回くらいは店番していますので,
そーーと会いにきてくださいね。

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それから,今年から,店長奥山が編集長をつとめております
「日本児童文学」も5-6月号まで出まして,
味戸ケイコさんの表紙も,3号そろいました。

…ということで,
この今月半ばから6月末まで,
この味戸ケイコさんの表紙原画を展示し,
関連本といっしょに「日本児童文学」フェアも開催予定です。

どうぞお楽しみに!

編集委員とともに,考えて考えて,作りあげている雑誌です。
その編集部のブログにも,内容が紹介されていますので,
ぜひ,ご覧ください。


http://jibunkyo.main.jp/index.php/editorialstaff/archives/13

(ブログのタイトルをクリックすると,すてきな写真が出ます)

オンライン読書会「中村医師を知る本」も開催!

2021.03.28 (日)

3/28(日)は,「中村医師を知る本」について,
オンライン読書会を開催しました!
参加者は,6名で,中村医師の本を書かれた順にご紹介しながら,
2時間にわたり,それぞれの本について,語り合う事が出来ました。

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参加してくださったのは,地元柏の方だけでなく,
東京や遠くは福井にお住まいの,
作家さん,先生,国際支援活動をされている方,九条の会の方などなど。
それぞれの関心から,中村医師の本について感じたことを語っていただき,
もちろん奥山からも,それぞれの本の読みどころやおもしろさなどを,
熱く語らせていただいて,とても有意義なひとときでした。

中村医師の本の
・小説のような臨場感
・医師が形作られたいろいろな人のこと
・タリバンの印象など報道のうらがわ
・現地の人にとって必要なことは何かを考えること
・主義や立場をこえて,人と人がよりそうこと
・環境危機や原発など,これからの問題につながっていること
…など,いろいろな特色が見えてきて,
「自分に何ができるか」を考えさせてくれる力があることが,
改めて再確認できたように思います。

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中村医師の活動を継承していくためにも,
すばらしい本をたくさん残してくださってほんとうによかったと思います。
本屋としても,つくづくうれしいことです。

写真展は,31日も16時まで追加で展示いたします。
どうぞお見逃しなく!
そして,本もぜひ,手にとっていただければと思います。

中村医師・緑の大地写真展 第Ⅱ期スタート&ギャラリートーク

2021.03.26 (金)

3/21~30「中村医師・緑の大地計画」写真展 第Ⅱ期開催中です!

初日の21日14時~オンラインギャラリートークを開催しました。
今回のゲストは児童文学作家の濱野京子さんです。

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(↑濱野京子さん)

オープニングは,『天、共に在り』の冒頭を濱野さんが朗読。

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2009年夏、用水路事業がいよいよガンベリ砂漠に達するという場面です。
熱砂の中で必死に用水路を掘る人々、水が通ったときの喜び、
中村医師の文章は,その場面をいきいきと捉えています。

今回,濱野京子さんに来ていただいたのは,
2019年12月,中村医師が凶弾に倒れた直後のある会議からの帰り道,濱野さんが,この事件に大変ショックをうけていて,
じつは,中村医師の講演会を何度も聴きに行ったという話を聞いていたからでした。

私自身は,中村医師については,2000年代もほとんど知りませんでした。
しかし,このときの濱野さんの落ち込みようを見て改めて意識するようになり,
それから,いろいろなテレビなども見るようになって,
長野ヒデ子さんにすすめられ,今回の写真展をすることになったのです。

そのようなわけで,まずは,濱野さんから,
2000年代に参加した中村医師の講演会などの様子,
また,その中で印象に残っていることなどをお話いただきました。

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(↑奥山)

その後,奥山と濱野さんとで,中村医師の著作の中から,
印象に残った言葉を出し合いながら,
話をすすめていきました。

たとえば,濱野さんからは『辺境で診る 辺境から見る』の中から,アフガニスタンの干ばつの現状が「来るべき世界の破局の予告」かもしれないというくだり。
私もこの本の中の「アフガンに見る終わりの始まり」という言葉がとても印象的で,
中村医師のやってきたことは,まさに,今の「環境危機」を,
先取りしていたのだと改めて思いました。

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また,私からは,『医者、用水路を拓く』の中の,
用水路建設の紆余曲折、とくに,取水口を何度も改修したときの,
「移動島」方式の決死の作業のくだり。
ひとくちに用水路を作るといっても,ほんとうに複雑で,
かつ何度も洪水や土石流にみまわれては改修し,
その中で,考えをめぐらし,工夫をこらしていった過程が,
じつに臨場感ある言葉で記されています。
日本の江戸時代の水路を参考に,コンクリートで固めず,
改修しながら,地域の環境をこわさないで使える技術。
これもまさに,これからの世界を考えるヒントに満ちています。

他にも,『天、共に在り』のなかの,
立場や主義主張を超えた人々のつながりのこと,
『希望の一滴』のなかの,
「花を愛し、詩を吟ずる」その土地の文化のことなど,
いろいろな言葉について,語り合うことができました。

中村医師のこうした言葉を,
濱野さんは創作で,奥山は評論で,
うけとめ,自分なりに表現していくことができたら…と
思いを新たにしたように思います。

このところ,中村医師の本ばかり読んでいて,
たくさんの言葉に感銘を受けていたので,
思い切り語り合う事ができて,とてもうれしいトークでした。

今回のトークの録画を見たい方は,4/30まで,配信します。
メール megumiokuyama18@gmail.com まで,
お申し込みください。(400円)

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こうした中村医師の言葉をさらに共有するべく,
◎3/28(日)14:00~「オンライン読書会・中村医師を知る本」も
開催します。
こちらも,メールにて受け付け中です。

ひきつづき,原画展もぜひ見にいらしてください。
今のこの世界の中で,自分にできることは何か…,
たくさんの刺激を受け取ることができると思います。

オープニング トークイベント 蓮岡修さん

2021.02.23 (火)

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(奥・ひろかわさえこさん 右・蓮岡さん)

写真展初日,2/21(日)14:00~
子どもの本・九条の会主催の
「オンライン学習会」が開催されました。
講師は,中村医師といっしょにアフガニスタンの井戸事業に携わり、
僧侶でもあり,
現在は京都の絵本専門店「きんだあらんど」店長の蓮岡修さん。
「絵本でひろがるいのちのありかた」と題して,
身近で見た中村医師の姿から学んだいろいろなことを
話してくださいました。

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19歳でカメラマンをめざしてアフガニスタンの内乱の地で
中村医師に突撃取材をした出会いのこと,
その後,検査医師として手伝いながら,
アフガンの干ばつによる赤ちゃんの大量死に直面したこと,
そして,井戸を掘る,涸れた井戸を再生するという事業にのりだしたこと…。
その中村医師の強い思いは,
おそらく赤ちゃんの死で嘆き悲しむお父さんたちの姿を見るのが,
自分のこととして耐えられなかったのではないか,
という言葉が印象的でした。
会場の写真に囲まれながら,しばし言葉につまることも…。

現地の方から時には心ない態度をとられることがあっても,
中村医師は,そんなことには無頓着。
「いい人だから」援助するのではなく,「必要だから」援助する…
という姿勢が貫かれていたとも話されました。

また,コンクリで近代的に固めるような技術ではなく,
その土地に合った試行錯誤で作られた技術こそ「最先端だ」と
とらえられていたこと,
何より,自然とその場所の生活をこわさない技術で援助をするというお話も,
まさに,これからの世界のあり方を言い当てているように思いました。

中村医師はきびしい人ではあったが,
それは,人のいのちを助けるという「医者の信念」と
憲法九条を支えてきた「日本人の信念」のふたつに
ひたすら忠実に生きたからではないかとも話されました。
憲法九条は,
「第二次世界大戦で死んだたくさんの人びとの墓標だ」
という言葉も改めて胸に迫りました。

今回,中村医師の書かれた本もたくさん用意してありますが,
じつは,どの本にも,とても哲学的で,深い思考,
それでいて,謙虚で,わかりやすい言葉が,溢れています。
蓮岡さんは,「中村医師は,いつも文学に触れていた」とも語り,
その後,自身も,絵本を親子で共有できる場こそ平和そのものだ,
という信念から,絵本屋をやっているとのこと。

蓮岡さんが「平和」を感じる絵本として
『こすずめのぼうけん』
『ぐるんぱのようちえん』
『わたしとあそんで』(エッツ)
『世界人権宣言の絵本 みんなたいせつ』
そしてアフガニスタンで出会った
『せかいいちうつくしいぼくの村』(小林豊)
などをあげられました。
写真展のオープニングにふさわしい充実したお話でした。

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店では,
中村医師の本や,蓮岡さんおすすめの絵本もそろえてあります。
また,フェアトレードショップ「アーシアン柏」さんより,
アフガニスタンの手刺繍のポーチやバッグ,ぬいぐるみなども
入荷しています。
こうした雑貨を使う事も,支援のひとつとなります。
ぜひ,どうぞ。

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写真展第一期,2/27(土)まで。

古本まつり&新春サイコロくじ、などなど

2020.12.29 (火)

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年末年始は、28日~5日まで,
「古本まつり」&恒例の「新春サイコロくじ」をやっています♪
(※12/30~1/3は冬休みです)

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今年は,街中での「本まっち柏」も結局できず,
集めた古本を一気に放出します!
本まっちスタッフも店番がてら出店してくれる日もあります。

じつは,「本まっち柏」も,2021年はなんと10周年!
今年は,何もできませんでしたが,その間に,
すてきなHPができました!

https://honkatsukurabu.wixsite.com/hon-match?fbclid=IwAR03k9cvX4sogIMBqn2Ykxj1g2IhQ3nsMRr5nr8S32jyC5HkXSxiz2Y8hZ4

10周年の来年は,何かできるといいなあ…。
HPもときどき,チェックしてくださいね。

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店では,年末年始,家こもりに最適の,
かるた,すごろく,トランプ,パズルなどなど入荷!
絵本やものがたりといっしょに,
楽しんでくれるといいですねー。

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ふくろうや鳥のカレンダーや,
丑年にちなんだストラップ,絵本などもそろいました。

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今年も,ほんとうにおせわになりました。
どうぞ,よいお年をお迎えください。
新年4日から,お待ちしています。

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