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電子書籍評論集『多層性のレッスン』よろしくおねがいいたします!

2022.09.15 (木)

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今年の4月に電子書籍として出版いたしました
店長奥山の評論集『多層性のレッスン』(りょうゆう出版)。

購入いただいた方から、SNSなどで、
うれしい言葉をいただいています。

・細江 幸世さん
「購入しました。いままでコピーを保存して読んでいたのでまとまってうれしいです。子どもの本や絵本の世界、紹介はあっても批評が成立していませんものね。貴重です。」

・令丈ヒロ子さん
「奥山恵さん、児童書評論集。多層性という観点で、絵本からYAまでの幅広い読者層の児童書をみる。今まで意識しなかった読み方で、とてもおもしろく、読後、頭が整理されて、すっきりしました。」

・Yamanaka Toshiyukiさん
「カバーデザインをお手伝いした電子書籍。人はどんな感覚で世界(レイヤー)と接しているか? 自分が生きているがんじがらめな日常というレイヤーから離れ、なんでも「多様性」という言葉でくくられてしまいがちな世界(隣人)をこれまでとは違う視点、感覚で捉え直すことができる。あらためて絵本や児童文学を読み返してみたくなる一冊です(昔、武蔵野美術大学文学部絵本研究会というのをやってたので、なおさらw)。
学生の頃、絵本や児童文学の評論などで読み解かれていた子どもの感覚・反応について、ずっともやもやした思いがありました。「大人の勝手な解釈だろう?」みたいな。そういう思いがあったことを絵本などを読むことから遠ざかり、すっかり忘れてしまっていたわけですが(笑)、この本を読ませていただき解消したような気がします。子どもたちに日々本を売る現場にいるからこそ書ける多層性は、違和感なくすっと入り久々にぞくぞくしました。」

・Yumiko Watanabeさん
「おすすめの本を紹介させてください。
多層性という言葉をご存知でしょうか。
多様性ではなくて、多層性。
私はこの本で知りました。
〈多様性〉の大切さは理解しようと思っていながらも、
なんとなく収まりきれなかったモヤモヤがあったのです。
が、これを読んで
そうか、これだったのかっ!!〈多層性〉という思考が必要だったんだ!と思いました。
読みはじめるまでは、多層性って???という感じでしたが
著者は、この思考を、馴染みの絵本や児童文学で試してくれていて、読んでいるうちに〈多層性〉を捉えられ、絵本の新しい理解が進みました。
読みたい本が増える(笑)素晴らしい書籍紹介の本でもあります。
多層性の思考はいろんなことに応用でき、多層性の思考を取り入れてみると、多様性に行き詰まりを感じる部分を解決するのではないかと思います。
この思考が広く知られるといいなと思い、ぜひ読んでみていただきたいと紹介させていただきました。
ちなみに、この本は『こどもの本』という雑誌の連載をまとめた一冊です。
10年前からこの視点で連載していたというから先見性に驚きです。
電子書籍にて購入できます。
私はこの本のためにアプリを入れて購入しました。
電子書籍ってとても手軽ですね。
それも新しい発見と楽しさがありました。」

ほかにも、初めて電子書籍を買ってみたという友人は、
電車の中とかで、ぼちぼち読んでいるよ~とか。
知っている作品だけど、ぜんぜん違う読み方を知った~とか。

ほんとうにうれしい限りです。

が!
じっさいのところ、まだ50冊くらいしか売れてはいないようで、
やはり、電子出版のむずかしさも感じています。
とはいえ、評論などは、なかなか紙の本にはなりませんので、
これもひとつのチャレンジです。

以下のリンク先から購入できます。

・Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B09Z1ZRRDC

・楽天kobo
https://books.rakuten.co.jp/search?g=100&sitem=7314287000002

・Apple
https://itunes.apple.com/jp/book/id1621412944

そのほかのhonto、紀伊國屋などでも購入できます。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

文化の秋、芸術の秋…

2022.09.10 (土)

9月になりました。

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まず、店長奥山が編集長をつとめる雑誌「日本児童文学」の
9-10月号が出ました!

この号は、子どもに伝える「教養」とは何かを、
根本から問い直す特集です。
新しい「教養」のゆくえ。
世界名作から日本の古典、科学知識や伝記などなど、
蓄積された文化を、どのように子どもたちに受け継いでいくのか…。
ちょっと考えてみませんか?

また、今月号は、11月に宇都宮で開催される児童文学セミナーの
講師やスタッフをつとめてくださる作家さん、
きむらゆういちさん、村上しいさん、いとうみくさん…などの
新作も掲載しています。
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ハックルベリーブックスでは、
今月もふくめ、今年3回、「日本児童文学」の表紙を描いてくださった
千葉史子さん(たかどのほうこさんのお姉さん)の表紙原画も
飾らせていただいています。(10月まで)

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ぜひ、見にいらしてください。

「日本児童文学」の編集長は、今年の11-12月号までで、
第一期が終わります。
そして、ひきつづき、2023年~も編集長をつとめることになり、
第二期も新編集委員のみなさんと始動しています。
どうぞおたのしみに!

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また、9/24~2週間、
柏のキネマ旬報シアターでは、
ハックルベリーブックスでも写真展をやりました
アフガニスタンの中村哲医師の映画が公開されます!

柏キネ旬シアターさんから、ポスターいただきました。

また、24日には、この映画の監督さんの挨拶もあるそうです。

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ハックルベリーブックスには、
中村哲医師関連の本も集めています。
ぜひ、柏に、そして、ハックルベリーブックスに、
お出かけください。

文化の秋、芸術の秋を感じてください。

那須正幹さんを偲ぶ会

2022.07.16 (土)

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先日「那須正幹さんを偲ぶ会」に参加しました。
参列のみなさまに、
編集した「日本児童文学」の那須さん追悼号が配られました。
また、これから出る予定の『那須正幹の大研究』の予告版も
配られました。

つくづく那須さんは、たくさんの考える機会、考えるヒントを
くださったなあと思います。
ありがとうございました。忘れないでいきます。

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『那須正幹の大研究』の予告版には、奥山も作品について書きました。
他に、角野栄子さんや東直子さんなどなど、
いろいろな方の「那須さんへの手紙」も載っています。
10冊ほどいただきましたので、欲しい方は店にてお声をかけてください。
さしあげます。

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店では、ひきつづき、「日本児童文学」の那須さん追悼号も販売中。
また、那須さんの本も、いろいろ集めてあります。
読みやすくて、おもしろい。そして、深い。
いつまでも、おすすめ本です。

本まっち柏聞き逃し配信&店長「評論」電子書籍配信!

2022.05.01 (日)

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5月になりました。
本当なら、春は「本まっち柏」の季節ですが、
とうとう3年にわたり、開催が叶いませんでした。
ですが、前にもお伝えしたとおり、
今年は10周年イヤー。
この間に、まずHPがリニューアルされていますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。

スタッフのおすすめ本や、本やさんインタビューなど、
コンテンツもいろいろです。
honkatsukurabu.wixsite.com/hon-match

また、2月に10周年を記念して開催されたトークイベント★HONMATCH10★の聞き逃し配信もはじまっています。
前にもこちらのブログで紹介しましたが、
10周年トークイベント、充実の内容でした。
講演・五十嵐泰正さん(筑波大学)
リレートーク・高橋和也さん(サニーボーイブックス)
 澤田叡さん・わかなさん(出店者さん親子)

お申し込み honkatsu500@gmail.com
(400円)

いつの日かの「本まっち」再開にむけて、
GWに、ぜひゆっくり視聴してみてください。

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それから、このたび、
店長奥山が、評論を電子書籍で出してみました。
これは、2013年ころに『こどもの本』という雑誌に連載した
評論をまとめたもので、
最後に那須さんの追悼記事も収録しました。

児童文学の評論というものが出版されることはなかなかむずかしく、
せっかく力をこめて書いたものも、いつのまにか埋もれてしまうのがほとんどなのですが、
電子書籍という形がだいぶ普及してきまして、
もしかしたら、評論のようなものは、
この形で定着させ、世に問うていくことも、
あってもいいのではないかと考えました。

ちょうど、児童文学に理解のある、前から知っていた編集者さんが、
自分で出版社をたちあげたところで、
電子書籍化をすすめてくださいました。

…ということで、
kindle、楽天kobo、Appleで、販売ページが公開されました。
5月1日から配信されます。
そのほかのhonto、紀伊國屋などは、連休明け12~15日ごろになると思います。
以下のリンク先から購入できます。

・Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B09Z1ZRRDC

・楽天kobo
https://books.rakuten.co.jp/search?g=100&sitem=7314287000002

・Apple
https://itunes.apple.com/jp/book/id1621412944

そんなに長いものでもないので、価格は1000円+税です。
今は、電子書籍アプリは無料でダウンロ―ドできますので、
よかったら、ぜひ、ご購入いただければと思います。
絵本から、幼年童話から、児童文学まで、
横断的に考えてみた一冊となっています。

本屋が電子書籍??という感じかもしれませんが、
じつは、ハックルベリーブックスに置かれている本の、
ブックガイドにもなっていると思います。

いずれ、オンデマンド版なども作成して、
図書館などにも…と思っていますが、
まずは、このようなかたちでのチャレンジです。
どうぞよろしくお願いいたします。

「日本児童文学」那須正幹さん追悼号

2022.03.09 (水)

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昨年7月に急逝された那須正幹さん。
ハックルベリーブックスにも、
「ズッコケ三人組 平和を語る」と題して、
トークイベントに来てくださったこともありましたが、
今、編集長をしている「日本児童文学」でも、
追悼号を編むということで、去年の夏から、
ずっとずっと準備をしてきました。

その追悼号が、ようやくできあがりました!
表紙は、「ズッコケ三人組」シリーズで、
前川かずおさんの後を継いで、絵を担当されてきた高橋信也さん。
那須さんのやさしい笑顔と、子どもたちの姿が、
なんとも温かい。最初、この表紙が届いたとき、
まず「わあ!!」と思いました。

その後も、それぞれに思いのこもった論考やエッセイ、
いろいろな画家さんからの絵手紙や、追悼短歌などが届くたびに、
胸があつくなりました。

私も、「ズッコケ三人組」についての座談会の司会をしたり、
年譜や本の資料を作ったり、いろいろやりました。
校正も何度もやり、全体を読み通すたびに、
じーんときていました。

それが、ようやく形になり、ホッとしています。
自分が編集長のときに、追悼号を編むということになってしまった
不思議なめぐりあわせではありますが、
那須さん、空の上で喜んでくれるかな…。
そんなことをずっと考えてきました。

編集委員やご協力いただいたたくさんの方々のおかげで、
力のこもった一冊になったと思います。

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そして、あらためて、那須作品は、
おもしろくて、よみやすくて、それでいて深い。
そのことを、実感しました。
広島生まれの那須さん、今の世界の状況を見たら、
何と言っただろうと考えます。

ハックルベリーブックスでは、那須さんの本もいっしょに、
追悼号も販売中!!

ぜひ、手に取っていただければと願っています。

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