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文学者たちのピースウォーク

2017.09.02 (土)

ハックルベリーブックスでは,
9/17(日)~26(火) 13:00~17:30 (無休)
「文学のピースウォーク」原画展を開催いたします。

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この「ピースウォーク」シリーズは,
児童文学作家古田足日さんのよびかけにより,
日本児童文学者協会の「新しい戦争児童文学」委員会が,
10年以上かけて,作品を募集したり,作家や解説者に依頼したりして作りあげた,戦争と平和を考える物語のシリーズです。

2006年に短編集「おはなしのピースウォーク」6巻を刊行したのち,
古田足日さんが亡くなられた後も検討が続けられ,
昨年「文学のピースウォーク」として長編6巻がまとまりました。

https://www.shinnihon-net.co.jp/child/series/s/%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF/

たくさんの作家,画家,解説者が結集して作られた貴重なシリーズですので,
ぜひ多くの子どもたち,また大人の方にも手にとっていただきたく,原画展を企画いたしました。

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「おはなしのピースウォーク」「文学のピースウォーク」に
参加しているたくさんの作家さん,画家さんは,
すでにハックルベリーブックスゆかりの方もたくさんいます。
そもそも,店長奥山も,この編集にずっとかかわり,
「おはなしのピースウォーク」2巻目の『扉をあけて』の
「おわりの発言」を書かせていただきました。

また,「おはなしのピースウォーク」1巻目の絵は,
『ヒットラーのむすめ』ですばらしい絵を描かれた北見葉胡さん。
作家の濱野京子さんや糸魚川の小川英子さんとも,
このシリーズで知り合いました。

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他にも,「文学のピースウォーク」の『翼もつ者』は,
「しばわんこ」で知られる川浦良枝さんの絵,

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『大久野島からのバトン』は,「ぷくちゃん」や「やさいむら」で
人気のひろかわさえこさんの絵だったり,

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『少年たちの戦場』は,ズッコケ三人組や「ねんどの神さま」の
那須正幹さんの作品に,絵本作家のはたこうしろうさんの絵が
ついていたり…。

とにかく,「あの作家が,この作品を…!」,
「あの人が,この解説を…!」というぐあいに,
驚きがいっぱいのシリーズです。

会期中イベントもいろいろです。

9/18(月・祝)15:00~ギャラリートーク①
「文学」シリーズを手がけた ブックデザイナー中嶋香織さん

9/24(日)15:00~ギャラリートーク② ←満席です!
『翼もつ者』作家みおちづるさん×画家川浦良枝さん

9/21(木)・26(火) 15:00~ピースCafe 
ケーキを食べながら平和を考える茶話会(どなたでも)
(いずれも参加費500円・お茶つき・要予約)

ぜひ,見にいらしてください。
参加してください。

妖怪人気投票・結果発表!

2017.08.17 (木)

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7月に行われました「日本の妖怪展」で,
関東の妖怪50余りのなかから,人気投票をしていただきました。
その結果,1番人気となったのが,こちらの妖怪。
「デンパチギツネ」です。

この妖怪は,人間に化けて,なんと10年も勉強したのに,
卒業式でお酒を飲んで,正体がばれてしまったという,
まじめなんだか,まぬけなんだかわからない,
なんともおもしろい妖怪です。

投票した理由としましては,
・見た目がかわいくて千葉の妖怪だから
・10年も若者に化けて勉強していたなんて,先生もきっと嬉しいだろうと思ったので
・正体不明のエピソードが面白い 伝八の名もいい
・学問にはげむのはいいことです

…などなど。千葉県の妖怪が一位になりまして,
それもやっぱりという感じですね。

ちなみに,2位は「キュウビノキツネ」。
理由は
・美女になって男を手玉に取るなんてかっこいい
・ナルトに出てくる
・栃木県出身でいろんな話に出て来るから

3位は3妖怪「アズキトギ」
・何のために何をしたいのか知りたくて興味がわく
・かわいい! 小豆をとぐシャリシャリという音が涼しげ

「タヌキバヤシ」
・千葉市原出身で郷土の妖怪,まさか妖怪とは思ってなかった
・リズムをとっていてかわいい

「カブキリコゾウ」
・水のめ,茶のめと,やさしい
・道迷ったときの救世主

でした。
全体に,妖怪とはいえ,まじめだったり,やさしかったり,
かわいかったりするのが,やっぱり人気ですね(笑)

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今回1位の「デンパチギツネ」に投票した方の中から,
画家の石井勉さんに選んでいただき,
小学生の女の子に,こちらのカッパの描き下ろし額絵を
プレゼントさせてもらいました。
世界にひとつだけのカッパの絵,たいへん貴重です!
とっても喜んで,水泳大会の日には,兄妹みなさんで,
このカッパに願をかけているとか…。
(なるほど,うまく泳げそう)
石井先生にもお礼の手紙を書いてくれました。

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残念ながら抽選にはずれた方にも,妖怪ポストカード,
送らせていただきます。

いやー,妖怪って,ほんとうにおもしろいですね。
『おもしろ妖怪学100夜』,ひきつづき,ぜひどうぞ。
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6月になりました!

2017.06.01 (木)

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いよいよ6月になりました。
6月は,前からやりたいと思っていた,
「アーノルド・ローベル&かえるの本」特集が
スタートです。

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「がまくんとかえるくん」のおはなしでおなじみの
ローベルの,いろいろ珍しい本も入荷しました。
また,おすすめかえるの本や,キュートな雑貨も。

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かえるって,なんとなくとぼけてて,自由きままで,
みずみずしくって,かわいい!

かえる好きの方も,そうでない方も,
ぜひ,見に来て下さい。ケロケロ。

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6/25(日)は,「文学茶話会」にて,
ローベルやかえる本であそびます。
こちらも,参加者募集中!
1回目の様子も,店長ブログでご紹介しましたが,
とっても楽しかったです。ぜひどうぞ。

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さて,この春から,原画展,アート茶話会と,
ほんとうに,楽しい空間・時間をひらかせていただいた
なかがわちひろさんの特集も,
ぶじ原画もお返しして,終了しました。

最後に来て下さったときに,いろいろな本に,
かわいいサインも入れてくださいましたので,
こちらもぜひどうぞ!
絵本も,幼年のおはなしも,
魅力的なものばかりです。
オリジナル「クリゴマ」ポストカードも,かわいいですよ。

恒例の決算報告、そのほか…

2017.03.07 (火)

3月になりまして,今年もぶじ,
確定申告を提出しました。
すでに恒例となっております
ハックルベリーブックスの決算報告。
今年は,申告して初めての黒字決算でした!
その額「123円」。うそみたいなホントの額です。

これまでも説明してきました通り,
ハックルベリーブックスの建物は持ち家なので,
ローンは多少ありますが,毎月のテナント料はありません。
それでなんとかやってこられたのですが,決算のときには,
その建物の「原価償却費」というのが,70万くらい計上されます。
それは,建物をたてるときにすでに払っている分ですので
請求されるわけではありませんが,
建物が老朽化していくのを見越した費用となります。

なので,毎月はなんとか赤字にならないようにやってきても,
決算書類上は,この「減価償却費」がのって,
結局,赤字決算というのがこれまででした。

それが,今年は,ようやく黒字。
つまり,「減価償却分」くらいはなんとか収益があったということです。
あいかわらず,生活していかれるほどの利益ではなく,
実際は,大学での講師などを兼業しながら生計をたてていますが,
それでも,おかげさまで,黒字になったのはありがたいことです。

振り返ってみると,昨年いちばん大きかったのは,
「ブックプレゼント」が増えたことです。
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ちょくちょく店には来られなくても,
こちらの選書を信頼して,本を送るこのサービスを利用してくださるお客様が,現在20件以上あります。
赤ちゃんから小学生,大人の方まで,
いろいろな方に毎月,あるいは隔月で本を送らせていただいて,
この分が,売り上げの安定した助けになりました。
この「ブックプレゼント」は,
ひとりひとり考えて送っているので,たくさんは無理ですが,
今年も,もう少し増えるといいなと思っています。

また,定期的に開催させていただいた原画展などの展示。
去年は,薮内正幸さん,あんびるやすこさん,
「飛ぶ教室」今江祥智特集のささめやゆきさん,
長野ヒデ子さん,「本まっちトークイベント」の
島田潤一郎さん,高橋和也さん,沼尻こうじさんと,
いろいろな方がトークやサイン会に来て下さいました。

さらに,「文学茶話会」「版画展」「絵本といけばなの世界展」
「本まっち柏」などなど,すっかり定着したイベントも開かれ,
たくさんの方が参加してくださいました。

また,昨年の今頃,契約していた取次さんが倒産し,
別の取次さんに移行したのをきっかけに,
本や雑貨の仕入れ率についても,できるだけよい条件
(できれば70%くらい)を追求してきました。
それも,少しは効果があったように思います。

ほんとうに,いろいろな方のご協力をいただいて,
また一年乗り切れました。
ありがとうございました。

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さて,そんなわけで,今年も1月から,
いろいろなイベントを開催してきましたが,
2/12に開催した初の「アート茶話会」でとりあげた
島村洋二郎のことが,
とうとうNHKの「ファミリーヒストリー」に登場です!!

3/16(木)夜7:30~(NHK)

洋二郎の息子で,アメリカに養子に行ったまま
行方知らずとなっていた鉄さんのその後が,
いよいよ明らかに……?!
視聴者枠の10分くらいだそうですが,
ハックルベリーブックスもちらっと映るとか。
ぜひ,お見逃しなく!

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それから,昨年の6周年記念に作って好評だった
藍染のオリジナルTシャツとオーガニックコットンバック。
もと教え子の知人が染めてくれて,
地元柏の刺繍工房「縫―nui」さんで,ロゴの刺繍を入れてます。
世界でひとつだけの手作りのおもしろさ。
ぜひ,見に来て下さい。
2500円とお値段も手ごろ。藍染は丈夫です。

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そしてそして,3/19(日)~
「なかがわちひろ原画展」も近づいてきました。
充実の内容です。
3/20のなかがわさんのトーク&サイン会も残席わずかです。

どうぞおたのしみに!!
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「世界の子どもの本展」&フェア

2016.12.19 (月)

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ハックルベリーブックスでは,
年末年始に,2階ギャラリーにて,
「世界の子どもの本展」を開催します。
こちらの展示は,JBBY(日本国際児童図書評議会)が主催で,
世界各国を代表する児童書・翻訳書200冊以上を
いっきにお見せします。

また,2014年に国際アンデルセン賞を受賞した,
上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズや,
画家賞ホジェル・メロさんの絵本『はね』なども展示します。

奇しくも,来年は酉年ですので,
メロさんの『はね』にちなんで,
「ふくろう羽根ぬりえ」しおり作成コーナーも常設しますので,
年末年始のお散歩がてら,ぜひ,遊びにいらしてくださいね。

そして,最終日の1/7(土)15時~
翻訳家のさくまゆみこさんが
「見えない世界を子どもの本で見る」と題して,
講演にきてくださいます!
(満席となりました)

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1階の店の方では,この展示にちなんで,
鈴木出版の「この地球を生きる子どもたち」フェアをはじめました。
世界各地の子どもたちの現実を描いた
読み応えのあるシリーズは,なんと30巻。
そして,その第1巻は,すでにハックルベリーブックスでも
しばしばご紹介してきた『ヒットラーのむすめ』です。

北見葉胡さんの表紙絵が美しいこの一冊,
翻訳されたのは,まさに講演に来て下さる
さくまゆみこさんです。
その翻訳から本ができるまでについては,
ちょうどこの秋の「本まっちArt展」でも,
取材展示したところでした。

今回,そのときの展示の一部も,合わせて飾ってありますので,
ぜひ,じっくりとご覧ください。
1冊の本が生まれる軌跡と奇跡が,感じられると思います。

世界は,今,ほんとうに混沌としていて,
あちこちから,内戦や難民の悲しいニュースが届きます。
いえ,そもそも日本の各地でも,
福島や沖縄で,人々の平和な生活が踏みにじられています。

来年こそは,少しでも明るい地球になってほしい。
そのためには,まずは知ること,そして考えること。

そんな願いをこめた,展示&フェアです。

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