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ささめやゆき絵本原画展 ぶじ終了しました!

2019.10.07 (月)

9/29(日)は,
ささめやゆきさんと,宇野和美さんのトークイベントでした。

今回は,『まめつぶこぞうパトゥフェ』を中心に,
絵本作りについて,いろいろと伺うことができました。

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宇野和美さんは,スペイン児童文学の翻訳家。
かつてバルセロナに留学していたこともあり,
今回,スペインのむかしばなし絵本を作るという依頼で,
バルセロナふくむカタルーニャ地方でしられる
パトゥフェのお話を選んだそうです。

昔話ですから,いろいろなパターンのお話があるなかで,
それらを絵本のページにわりふりして,会話を入れたりしつつ,
まず文章ができました。
              (↓宇野和美さん)

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それを受けて,ささめやさんが絵を描いていったわけですが,
ささめやさんは,文に絵をつける場合,
文章を説明するような絵にはしないと決めているそうです。
むしろ,「文章とたたかう気持ちで描いている」という言葉が,
とても印象的でした。

(↓ささめやゆきさん・女性だと思っていたひとが驚く…)
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絵は,何かに力を与えられて描くというささめやさん。
描いてみて,自分の絵に驚く,絵に教えられることがあるそうですが,
そのような,自分で制限してしまうことのない自由な精神が,
ささめやさんの,なんともゆるやかな,心がほぐれるような絵に,
つながっているような気がしました。

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宇野さんの方も,絵ができて,改めて文章を直したところもあるとのことで,
原画には,ささめやさんの直筆の文がはいっているのですが,
それができあがった本と微妙にちがうところもおもしろかったです。

そういえば,今回販売しているささめやさんの額絵や版画にも,
いろいろと印象的な文字が,絵の一部として描かれています。
「文字が好き」というささめやさん。
言葉と絵が一体となった世界を展開する絵本というメディアに,
まさにぴったりの画家さんなのだなあと,改めて感じました。

宇野さんは読み聞かせなどで,ぜひ読んでほしい,
ささめやさんは,オイルパステルのいろいろなタッチを
楽しんでほしいと,まとめられました。

終了後は,サイン会。
ほんとうにたくさんの方が参加してくださいました。

また,恒例のドアギャラリーにも,
ささめやさんの絵が加わっています。

ファイル 516-5.jpg
絵本原画展は,10/5に無事おわりましたが,
ささめやさんの本のコーナーは,もう少し続けます。
オリジナル額絵も,あと少し展示販売いたします。
サイン本も,少し残っています。

ぜひ,見にいらしてください。