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文学茶話会が開催されました♪

2018.02.05 (月)

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1/28(日)14:00~今年最初の「文学茶話会」が開催されました。
今回のテーマは,「児童文学の旅 スウェーデン」。
古典的絵本作家エルサ・ベスコフが中心です。

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前半は,ベスコフの『カイとカイサのぼうけん』(福音館書店)を
翻訳された,まつむらゆうこさんのトーク。

1800年代末のスウェーデンで,
男女共学の進歩的なおばの学校で学び,
やがて工芸学校で絵を専門とし,
夫ナタニエル・ベスコフと出会い結婚。
5人の子どもの母となってから雑誌の挿し絵を描いたり,
絵本を手がけたりして,
やがて国民的絵本作家となっていった
ベスコフの人生がていねいに語られました。

また,ベスコフに影響を与えたエレン・ケイの
強制や暴力ではなく,子どもが自分で学んでいく姿勢を育てる
新しい教育観、子ども観,
その100年も前のスウェーデンの思想が,
リンドグレーンの作品や,
「子どもの権利条約」へつながっていることなど,
広い視野にたつ興味深いトークでした。

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いろいろな国の翻訳書の比較や,
同時代のやはりスウェーデンの作家
『ニルスのふしぎな旅』のラーゲルレーヴとの関係なども,
興味深く知ることができました。

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スウェーデンのクッキーなどが並んで,
和やかなティータイムのあとは,
ベスコフの『リーサの庭の花まつり』の詩を楽しむ
コラージュポスター作り。

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4つのグループに分かれて,それぞれに個性的な作品が
できあがりました♪
(ハックルベリーブックスの2階に飾ってあります)
寒い毎日ですが,一足早く,春を感じる
充実した会となりました。
まつむらゆうこさん,そして,たくさんのご参加,
ありがとうございました。

ハックルベリーブックスの「文学茶話会」。
今年も,いろいろと続けていきたいと思います。
春ごろには,昨年の「かえる」にひきつづき,
「鳥」をテーマにブックトークなどもしてみたいと思っています。