とある本に乗っていたスイスの街の古本イベントの写真。
本をぐるぐる並べた箱に乗せて展示するその様子に
なんとも惹きつけられるものを感じて3年。
「柏まちなか図書館」のメンバーで,
手賀沼のほとりで、とりあえずダンボール30箱で,
ちいさなぐるぐるを作ったのが2年前。
その後,4/23「サンジョルディの日」という
スペインの本のイベントから構想を得て,
柏独自の「本の花の日」を広めるイベントを企画。
しかし,それも去年はコロナで流れ…。
それでも,毎月コツコツとミーティングを重ね,
とうとう100箱の「ぐるぐる本箱」を実現することができました!!
中央には,ハックルベリーブックスの「絵本いけばな講座」でおなじみの
戸祭先生の本とバラのいけばな。
他にも,いけばな教室のみなさんが,花のアレンジを並べてくださいまして,全体にはなやかな雰囲気に。
その周りには,呼びかけに応えて参加してくださった
市民のみなさんのおすすめの本と言葉が並びます。
みなさん,いろいろと工夫をして,本や花を並べてくださり,
「なんだろう?」と立ち寄った方は,それらの本を見ては,
「こういう本があるんだー」「これいいねー」と
いろいろな発見をしていました。
コロナの中ということで,前日まで,
開催するべきか,やめるべきか,悩みに悩みましたが,
とにかく,消毒,マスク,ディスタンスに気をつけて,
検温や健康調査もしつつの開催。
でも,気持ちのいい晴天の中,
心の栄養はたくさん得られたような気がします。
一角では,ひさしぶりに「本まっち柏」も出店。
なつかしい顔ぶれにお会いすることができて,
これも,とてもうれしかったです。
とにかく,参加してくださったみなさんは,
いっしょにダンボールを作ったり,並べたり…。
「なんだか楽しかった」と言ってくださいました。
みんなで作った「ぐるぐる本箱」。
本と花が駅前にこんなふうにすてきにならぶ町。
柏って,いいなあと,つくづく思いました。
これを機に,ぜひ,大切な人に,本や花を贈り合う
すてきな行事を,ここ柏から広めていきたいです。
もっともっと改善したいところはありますが,
それでも,まずは,実現できたこと,
うれしい,たのしい,「本と花の広場」でした。