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7/15 文学茶話会「庭と文学」②

2019.07.29 (月)

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少し時間がたってしまいましたが,
7/15は「文学茶話会 ~庭と文学~」の2回目が開催されました。

今回は,前半にまず,
「庭」をテーマにした200字程度のミニエッセイを描き,
自己紹介もかねて,ひとりひとり読みあげるという,
なかなか挑戦的なワークからスタート。
ちょっとハードなワークかなと思いきや,
司会の若杉さんの「庭」にまつわるいろいろな言葉のヒントに
リードされつつ,みなさん,ひさしぶりに原稿用紙に向かい,
かりかりと鉛筆を走らせ,それぞれに見事なミニエッセイが!

「庭」を心の象徴ととらえる方,植物たちの自己主張の場ととらえる方,
「食べもの」を得る暮しの場ととらえる方,ひみつや香りとむすびつける方,
「庭」の名前にこだわる方…と,
「庭」にまつわるいろいろな視点が出されて,
たいへん興味深いワークとなりました。

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この日のおやつは,こちら。
「ハーブ」&「たのしいもの好き」だったターシャにちなんだセレクトです。
ターシャ銘柄のアイスティーとともにいただきました。

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そして,後半は,アメリカ文学を専門とする
若杉さんの「ターシャ・テューダー」についてのトーク。
長野県の「ターシャ・テューダー ミュージアム」へも足を運び,
原書でいろいろな絵本も読まれている若杉さんからは,
ターシャという絵本作家&ガーデナーの経歴,
同時代の文学者・編集者とのかかわり,
そして,いろいろな言葉をひきながら,
その生き方にせまってくださいました。

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本もいろいろと紹介。

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また,ターシャの絵本の「飾り罫」の美しさについても質問が出たりして,絵を描くことと,庭づくりとの関連なども,
想像させられました。

あとから,若杉さんがみつけたターシャの言葉に,こういうものがあるそうです。
「わたしは想像の世界で暮らしています。
もしかしたら、臆病なので、
頭を隠して世の中の現実を見ないようにしているのかもしれないわね。
でも、それも楽しい生きかたですよ。」

リアルな植物や動物と接しながら,
庭や絵本という別世界を作りだしたターシャの一面が感じられる言葉だと思います。

2回にわたる「庭と文学」のテーマ。
とくに結論がでたわけではありませんが,
何か,自愛の気持ちをかきたてられるような茶話会でした。

参加者のみなさん,ありがとうございました。