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なかがわちひろさんの「アート茶話会」開催♪

2017.05.22 (月)

きのう5/21(日)14時~「アート茶話会」で,
なかがわちひろさんの「おえかきウォッチング」ワークショップを
開催しました。

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最初に,大学で子どもの絵についての講義もされていた
なかがわさんから,赤ちゃんが絵というものを描いていくようになる
その過程について,とってもわかりやすいトーク。
中心から末端へと動きが進化し,
それにつれて「描く」ということを始めていくときの気分,
そして,あるとき「まる」が描けたときの驚きや喜び,
その後の絵の変化などなど,
大人が見て「でたらめ」「おかしい」と思う絵にも,
じつはちゃんと意味があり,発見があり,理屈があるということが,
よくわかります。

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そして,その深遠なる「まる」の世界を味わってみようということで,
紙でちぎっては,貼って,4つのシーンの「おはなし」を
作っていくワークがスタート。
それぞれのこころにうかぶ「おはなし」を
「まる」だけで作っていくのですが,
「自分だけがわかっていればいい」ということで,
みなさん,自由に,気楽に,作業をすすめていくうちに,
けっこう夢中になって,なかなか手がとまりません。

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いろとりどりの「まる」のおはなしができていきます。

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それから,そのできた絵をペアになってお互い見せ合って,
ほめあって(笑),「じつは…」と教え合って,
もう,このころになると,いろいろな場所で,
「へえー」「なるほどー」「すてきー」と感嘆の声。

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自分だけの絵,自分だけのおはなしだけど,
やっぱり「見て見て~」というところで,
みなさんで発表し合って,「まる」ちゃんたちの世界を
共有しました。

そのあと,お茶とお菓子を食べながら,
いろいろな感想や質問を語り合い,
2時間の予定が,結局3時間近い充実の「アート茶話会」となりました。

赤ちゃんの絵,子どもの絵,それらは,
否定したり,矯正したり,分析したりする必要なんてない,
それそのものを,いっしょになって楽しめばいいのだ……
ということを,改めて知ることができたように思います。
そのことは,絵にかぎらず,いろいろな相互理解の場につながる
基本姿勢のような気がします。

美しい紙をたくさん用意してくださって,
熱いトークから,楽しいワークをすすめてくださった
なかがわちひろさん,本当にありがとうございました。

また,中には遠くから来て下さった方もあり,
楽しい時間を共有してくださった参加者のみなさま,
ありがとうございました。

今回のワークショップのもととなっている
なかがわちひろさんの『おえかきウォッチング』(理論社)も
おすすめの一冊です。
こちらも,ぜひ,読んでいただけれぱと思います。
(ハックルベリーブックスにもあります)