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鳥って…

2014.05.24 (土)

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毎年,5月はフ―ちゃんのバースデーもあり,
鳥の本のフェアをやっておりますが,
やるたびに,また新しい,すてきな鳥の本に出会います。
今年のヒットは,こちら『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)。
『せんろはつづく』など電車の絵本でも人気の鈴木まもるさんの一冊。
鈴木まもるさんは,鳥の巣の絵本でも知られていますので,
まさに,ライフワーク的な美しい絵本です。
「ニワシドリ」は,漢字で書くと「庭師鳥」。
そう,庭師のように,信じられないくらいアートな巣を作り上げる鳥で,
実際に鈴木さんが世界各地で見てきた写真も載っていますが,
ひと筆ひと筆こまかく描かれたニワシドリとその巣の絵には,
ほんとうに魅入ってしまいます。
この鳥は,どこにいて,なんのためにこういう巣を作るのか…
それも本の中では明らかにされていきますが,
ひとことで言うと,「愛」なんだなあと思います。

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それからこちらは,小川洋子さんの小説『ことり』(朝日新聞出版)。
小川さんらしい,しずかなしずかな物語。
自分だけの言語の世界に生きた兄と,その言葉を唯一理解できる弟。
ふたりの、途中からは弟ひとりの,しずかな暮らしの中に,
美しい鳥の言葉だけが響きます。
こちらも,家族,兄弟,淡い恋,人間と鳥…
さまざまな既成のかきねを越えたり,越えられなかったりして,
ほのかに生まれる「愛」の響きに思えました。

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『うち、カラスいるんだけど来る?』(実業之日本社)は,
カラスの生態を伝える実用マンガ。
この本も,鳥が,人間が,
この社会で生きていくことの根本を,考えさせてくれる
ユニークな一冊です。
じつは柏の鳥博士,『わたしのカラス研究』(さ・え・ら書房)でも
すでにおなじみの柴田佳秀さんの監修です。
この本の底にも,カラスへの「愛」を感じます。

鳥って,「愛」のために生きている。
「愛」を歌って生きている。
その単純な美しさに,なんだか心打たれます。

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鳥本フェアはまだ続きますが,
そろそろ6月。かえるの本も,集めてますよ(笑)